yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

SWEET WILLIAMと青葉市子 / からかひとあまねき

ギターと声だけで完璧に完結してしまう青葉市子の世界を壊すことなく、少し趣の違う美しさを聴かせてくれるコラボレーション。アナログ盤の美麗な装丁と合わせて作品として素晴らしかった。 https://youtu.be/7dKSIgP49Rc https://youtu.be/90sin6nP144 発売…

Soccer Mommy / Color Theory

ドリームポップとインディロックの気持ちのいい部分をセンスのいいメロディで聴かせてくれる良盤。レトロフューチャーな雰囲気や暗めの歌詞世界は特に目新しくはないんだろうけど、グッドメロディとノスタルジーが程よく溶け合って気持ちいい。 https://yout…

みどりちゃんBEST (限定みどりちゃんBEST (限定ジャケット付き) 付き)

『宝石の国』と『ユーフォニアム』のアニメを子供と見返してたら、やっぱり黒沢ともよだな〜となって、パチンコのキャラソンCD(多分)を買ってしまった。黒沢ともよのアイドルソングアルバムって感じで良かった。 https://youtu.be/iKXuiMh3Peg 発売日 2020…

ぼくたちは勉強ができない 17 (ジャンプコミックス) / 筒井 大志

楽しかった。あんまり綺麗に終わってるからホントはここで完結でいいんじゃないかというのは当然あるものの、次巻以降の超展開はうっかりネットで見ちゃってたし、やはり終わらせてほしくないので納得ではある。それに決着をつけないことでモラトリアムな時…

イヤホンズ / Theory of evolution (初回限定 進化の過程盤)

元々曲も良くて声も好きだったけど、過去作と比べると実験的要素が悪ふざけになり過ぎず、音楽として聴きやすくなって更に良かったし、アルバムとして凄くいい。単にメンバーの人が高木さんの声の人だと認識したからより良く感じるようになったのかも知れん…

エンニオ・モリコーネ、自身を語る (河出書房新社)/エンニオ・モリコーネ、アントニオ・モンダ 著、中山 エツコ 翻訳

聞き手の作家とモリコーネとの数度に渡る対話形式で、話題もその都度大雑把に選択されているので、年代ごとにじっくりとモリコーネの足跡を辿るようなものではなく、ざっくりしたインタビュー本といった感じで読み物としては物足りない。しかし温和な語り口…

僕の心のヤバイやつ【特装版】(3) (少年チャンピオン・コミックス) / 桜井のりお

面白いと言われて読んだら凄い面白かった。鬱キャラの妄想を具現化したファンタジーなのに、丁寧に関係性を積み重ねているから作品世界に嘘臭さを感じないし、登場人物全員が基本的に善人で、主人公2人がとても可愛いのが良い。何よりキャラクターの作り方上…

citrus +(2)特装版 (百合姫コミックス) / サブロウタ

後日譚的なシリーズかと思いきや普通に本編から地続きで進行していて、2巻では新キャラも出てくるし、しかも着地点が分かってるだけに過剰なストレスなく楽しめるという最高なシリーズ。相変わらずコマ移動しながらの心理描写が上手くて凄い。登場キャラ全員…

BTSを読む なぜ世界を夢中にさせるのか(柏書房)/キム・ヨンデ 著 、桑畑 優香 訳

なぜ世界的に成功したのかについての考察とディスコグラフィーのレビューで構成された防弾本。BTSは世界的成功の割にキャラクター以外の部分に言及されることが少ないから新鮮ではあるが、やはりアーティスト本はバイオ本や本人たちの言葉が主体のもののほう…

今日、小柴葵に会えたら。 (2) (REXコミックス) / 原作・竹岡 葉月、漫画・ フライ

雰囲気重視と構成のあざとさが気になりつつも、そんな部分こそ、この手の作品を読む楽しみを突いているとも言えるし、キャラクターの絵柄も綺麗なので楽しく読んだ。とは言え高校入学時にキャラを変更してカースト上位に入り込む打算的な性格なのに天然気味…

宝石の国 11 特装版(プレミアムKC ) / 市川春子

もうホントにヤバい。とりあえず読み終わったあと、娘と、これはアニメ2期やるの難しいよね〜という感想を交わす。安定したキャラクターに逃げたり安心の物語でお茶を濁したりもしない冷徹で壮大なSFを、それでも相変わらずのチャーミングさとユーモアを保…

宿借りの星 (創元日本SF叢書) / 酉島 伝法

現実とは全く異質に思える作品世界を構築して、その世界で大叙事詩を紡ぐ圧巻の小説だった。前半は独特の用語と世界観に難儀する部分もあるが(しかし、作者自身によって挿入された流麗なイラストレーションが想像力を多分に補ってくれる)、祖国を追放され…

徒然日和 全3巻(百合姫コミックス) / 土室 圭

絵、凄い上手い。キャラクターもいい。んで面白い。丁寧な手描きの積み重ねの日常描写をずっと眺めていたくなるのに、3巻で完結してるとは…。足りない。設定やキャラの配置とか、ちょっと『のんのんびより』っぽいのかなとか思って読み始めたけど、全然オリ…

先をゆくもの達 / 神林 長平

舞台は神林作品のホームとも言える火星。スケールやSF的仕掛けは壮大だが、真意の不確かな会話のやり取りで物語が進行していく。なのでストーリーやガジェットの面白さよりも形而上学的考察の方に比重が置かれていて、『敵は海賊』シリーズに代表される、ス…

Yawners / Just Calm Down

ジャケ買い。そしてジャケからイメージする音そのまんまのポップなメロディとギターリフのパワーポップの良盤だった。weezerフォロワー、というよりDamoneを思い出す感じ。しばらくしたら買ったことすら忘れそうだけど、やっぱりこういうアルバム好きだな。 …

星新一 ―一〇〇一話をつくった人 (上下巻)(新潮文庫) / 最相 葉月

どのショートショートを読んでも星新一的だと感じさせるオリジナリティを持つ作品群に比べて、星新一自身に対するイメージは、筒井康隆の日記やエッセイに登場する人物像で輪郭を描いていたぐらい(それでも小松左京らの濃さに比べると圧倒的に印象が薄い)…

ストロベリー・フィールズをもう一度(全3巻) (電撃コミックスNEXT) / 木野咲 カズラ

百合だから面白いのかSFだから面白いのか、多分両方なんだろうな、という個人的に非常に有難い漫画で、全3巻で綺麗に完結してるのも嬉しい。キャラクターも可愛いかった。やろうと思えばもっとハードなSFに行けるし、この展開なら人間関係ももっとドロドロに…

名探偵ピカチュウ (2019年・米)

疎遠だった刑事の父親が亡くなったという知らせをヨシダ警部(渡辺謙)から受けた青年ティム(ジャスティス・スミス)は、遺産整理のためにポケモンと人間が共生するライムシティへやって来た。子どもの頃大好きだったポケモンを遠ざけるようになっていたテ…

昏き目の暗殺者 上・下 (ハヤカワepi文庫) / マーガレット・アトウッド著、鴻巣 友季子訳

昏き目の暗殺者 上・下 (ハヤカワepi文庫) / マーガレット・アトウッド著、鴻巣 友季子訳 物語進行とは異なる階層のミステリとして機能させる語り手の曖昧さや、年代記、恋愛物、B級SFといった複数のジャンル小説として楽しめる入れ子状の構成など、重層的…

丕緒の鳥 (ひしょのとり) 十二国記 5 (新潮文庫) / 小野 不由美 著

本編では日の当たらない末端の役人たちの仕事ぶりを描く短編集。シリーズのディテールをより深める意味合いを感じつつ個人的には初めて物語に乗れなかった。例えば死刑制度を考察する『落照の獄』など、このシリーズでは現実世界の諸問題も俎上にあげて語れ…

風の万里 黎明の空 (上・下) 十二国記 4 (新潮文庫) / 小野 不由美

前作でファンタジーというよりは架空歴史物のような普遍的な物語にシフトした印象を受けたんだけど、かなりの長編の今作はさらに王道娯楽小説になっていて、遠山の金さん的なカタルシスと王様が在野で仲間を集めるという直球な展開が楽しい大作だった。 それ…

まんがの作り方 全8巻 (リュウコミックス) / 平尾 アウリ

『推しブドウ』が面白いんで過去作品にも手を出してしまったが、面白かった。決して予定調和的には物語が熱を帯びていかず、独特の平熱感が最後まで徹底していて、主人公の川口さんと森下さんの関係性の心地よさで作られた世界を眺めて楽しむことに特化した…

東の海神(わだつみ) 西の滄海 十二国記 3 (新潮文庫) / 小野 不由美

前作まででいいところ全部持っていっていた延王と延麒が主役ということもあって、敵味方がわりとハッキリとしたオーソドックスに進行する物語で、キャラクター物としてもシリーズが展開していくのかな、という印象。こちらもすでに世界観と登場人物に愛着湧…

風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫) / 小野 不由美

現代日本を舞台にしたホラー『魔性の子』の裏設定として存在した異世界の物語を、異世界側から語り直すことによって物語世界の表裏を逆転させてこちらを表側とするシリーズへ変換させた作品で、それがその後も続く長寿シリーズになっていったという文脈だけ…

魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫) / 小野 不由美

どうしようもなく切実に相手を必要としているのに、その相手からは相応には必要とされないという、魔性の子・高里と教育実習生・広瀬という主人公ふたりの残酷だが普遍的な友情物、というより恋愛物として面白かった。同時にその関係性がファンタジーに耽溺…

月の影 影の海 (上・下) 十二国記 1 (新潮文庫) / 小野 不由美

隅々までに構築された「異世界」のオリジナリティと存在感で現実におけるそれとは別次元のリアリティを楽しめて面白かった。当時のラノベ界に異世界転生物というジャンルが確立されていたかどうかは知らないけど、もし今作がその先鞭をつけていたとしても、…

劇場版 SHIROBAKO (2020年・日)

アニメ制作会社『武蔵野アニメーション』、通称『ムサニ』の制作進行として成長した宮森あおい(木村珠莉)。しかしムサニはとある企画の頓挫から規模を縮小し、かつての仲間たちも多くが会社を離れていた。そんなある日、新社長渡辺(松風雅也)に起死回生…

屍人荘の殺人 (2019年・日)

ミステリー小説オタクだが全く推理が当たらない葉村(神木隆之介)は大学のミステリー愛好会の会長でホームズを自称する明智(中村倫也)から万年助手のワトソンとして振り回される日々を送っていた。そんなある日、謎の美人女子大生探偵、剣崎比留子(浜辺…

うちのメイドがウザすぎる!(6) / 中村 カンコ

新キャラ投入や方向性不明なおばさんキャラ掘り下げ回など物語世界がじわじわと拡張しつつも要所要所でほっこりさせる(でもウェットに寄りすぎない)王道展開で安定の面白さ。しかし今巻で作品世界の時間が進行することが示されてしまったということは、い…

やがて君になる画集 アストロラーベ / 仲谷 鳰

やっとひと通り鑑賞。『やがて君になる』の世界に再没入出来るし、とにかく美麗で装丁も良かった。連載ページのカラー再録もあって、流石分かっている!という構成も嬉しい。クリアな質感と手書きのような繊細な線がどちらもフルデジタル環境で描かれている…