主人公5人全員が美少女で、素朴な演技で語る言葉は難解というアニメ作品のような雰囲気が女子高の閉じた空間をリアルと夢の両方のイメージで満たしていた。それが境界線上のキャラクターと見事に合致していて美しかった。 特にクライマックス、新井ひとみの舞踏は表情も撮影も見事な美しさで、これぞアイドル映画、ていうか映画だ〜という感動。岩井俊二的と言えばそうだがアイドルグループ内役割の暗示としても深読み出来たり、独特の面白さだった。 それと舞台挨拶にでてきた東京女子流、ほんとに人形みたいだったし、監督も何か良さげな人で、もういいイメージしかなかったりする…。