いつもの二人抜きなので期待薄だったけど、面白かった。全編バカバカしいのに精魂込めて作ってあって、感動した。
SPACEDのクラブに遊びに行く話でも思ったけど、エドガーライトはライブなんかの雰囲気を演出するのが異常に上手い。ソラニンだってライブシーンをエドガーライトが演出したら少しはみられる映画になるんじゃないかというぐらいだ。
あとDVD特典みてたら、原作漫画のレイアウト、コマ割りまで完コピしてたりして、こだわりがすごい。エンディングの差替え前のバージョンも興味深くて、ただのオタクなら差替えなかったんじゃないかという気がした(差替え前版は悪くないけど、内側に閉じた感じだった)。
ベックの音楽はベタでいかにもゴッドリッチの音だったけど良かった。極端にアホな曲と美しい曲両方やるから信頼出来る。
そう言えばマイケル・セラはちょっとベックに顔の雰囲気が近い気がした。