2014-08-29 ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)/筒井 康隆 書籍 筒井康隆のジュブナイルものと言えば『時かけ』はあるものの、他の何作かはけっこう酷いっていう記憶を、今回筒井康隆がライトノベルをやるというので思い出して不安になったりしたが、しかしけっこう楽しく読んだ。下品な描写さえも、ライトノベル読者層を教育してやろうという説教臭が漂っていたり、かなりおじいちゃん感が前面にでているのは寂しかったが、そこが微笑ましく楽しいところだったりもした。あと、読んだことないから不明だけど、涼宮ハルヒの読者とかどんな感想なのかは知りたい。姪っ子には読ませたくないけど。