2014-11-17 敵は海賊・海賊の敵 (ハヤカワ文庫JA)/神林長平 書籍 神林作品、特にこのシリーズではいつも思うけど、キャラクターと作品の距離感が絶妙。マンガのようにキャラが立っていながらあくまでクールに小説世界に配置して物語を進行させてくれる心地良さ。今作はSF的な仕掛けが少なく、宗教談義がメインでややアッサリ味だったけど、それでもやはり面白かった。