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yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

だれの息子でもない/神林 長平

書籍
    三章仕立て。一章は珍しく(と言っても震災以後はその方向か)現実の社会状況を反映させて進行するが、二章以降はいつもの現実と観念的世界ごちゃまぜのドタバタへ。なので統一感は薄いが、神林作品にはよくあるパターンで、各場面で脳みそをグリグリと刺激してくれる面白さではある(連作短編の色合いも濃い)。
  今作が新たな代表作とは言えないが、神林クオリティを持ったSFとして面白かったし、生身とアバターという主題の一つは今でこそ当然とは言え、神林は生身と拡張身体という形でこれまでもやってきているので、さすがの先見性を感じた。

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