yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

マン・オブ・スティール

   アクションはまさに超人が暴れ回っているマンガチックな怒涛の描写で、監督はウォッチメンを具現化しただけのことはある。しかしその破壊っぷりが逆にスーパーマンを単に他のヒーローと同じ単なる格闘家に貶めてしまった感も。この派手さを事故から米国市民を救出するとかに傾注しないとスーパーマンやる意味ないんじゃないか。テーマ曲も使わんし(リターンズだって使ってたのに)。信頼をテーマのようにしてるが、スーパーマンが一部の理解者を信頼するのは分かるけど何で人類愛までいくのか全く不明で上っ面な感じが製作のノーラン節?。超越的なのに市民を助けず悩めるヒーローにするなら最後までフォローしてよ逆にスーパーマンが人々に支持されたのは旧作では地味〜な人助けを繰り返したからこそで、その過程抜きに、突然現れた、しかも物事の元凶たる異星人である彼に信頼を寄せるとかあり得んと思うのだが。 と言いつつよく考えたらスーパーマンに思い入れがあまりないことに気付いたが、その上であえてスーパーマンとして失敗作じゃないかと言ったりしたくなる。アクションすごいしスーツのムキムキ具合もヒーロー然として良かったし充分楽しんだのは確かなんだが。