yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

キャリー (2013)

    可哀想とか不気味とか色んな様相ごたまぜのシシー・スペイセクデ・パルマのぐるんぐるん映像で独自の世界に到達したのに比べて、クロエ版は全篇悲しげながら常に可愛いくて、映像も彼女のアップを延々と追っていて、アイドル映画の様相だった。終幕の余韻の無さもティーン映画としての割切りすら感じて潔かった。キャリー大逆襲のパートは悲しさや怖さよりスッキリ爽快感で、それはそれで面白かった。あと母親をちょっと掘り下げて描いていて、母娘の物語としてはデ・パルマ版より何となし深みがあるような感もあった。ただ全体として軽いんで、深みのある作品にはなっていないが。


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