2014-12-28 巨船ベラス・レトラス (文春文庫)/筒井 康隆 書籍 今迄やってたネタを色々使いながら読み易くした感じなのかな、と思いつつ読んでいたけど、終盤、ある人物が登場して、その出現自体は予想の範囲内ながら、そこでその人物が激昂し、まくし立てるのが可笑しく、しかもそれがメタ構造を更にメタにしていくようになっていて、かなり面白かった。ちよっと昔の筒井康隆読んでる感じだった。