ホビット 決戦のゆくえ
戦いに次ぐ戦いでかなりグッタリはした。途中から『ホビットの冒険』ってこんなんだっけという気分にもなったが、原作ではあらすじのように書かれていた五軍の戦いをじっくり描いてるんだから別物として観ればいいのか。しかし映画版の壮大なサーガ最終章としてアクションてんこ盛りは凄まじいし、ガラドリエル、サルマン、エルロンドの揃い踏みにテンション上がって、ラストのあの方の再登場にしみじみきた。巨大ミミズどこいった？とかビヨルンの出番の少ないとか、もっとレゴラスを！とか色々あるが、これだけのスケールの作品を住人たち全てに生命を通わせて作りきったピーター・ジャクソンはやっぱり偉い。こんなシリーズ2度とないかも知れない。
