yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

海月姫

   オタク女子のみが集い住むボロアパート天水館で、外界を遮断して暮らすクラゲオタク月海(能年玲奈)が、女装男子蔵之介(菅田将暉)との出会いによって、天水館の住人や女装男子の兄修(長谷川博己)を巻き込みながら、外の世界へ開かれていく。話自体はありがちとも言える成長物語だが、とにかく天水館に住まうオタク女子たち(尼〜ず)や蔵之介のキャラが最高で、テレビ寄りの軽い演出が軽快なコメディ演技と上手くマッチしていて、しかも天水館を始めとした舞台は細かい作り込みで安っぽさを感じさせず映画的だった。加えて最後はかなり熱い展開で、能年玲奈以外に期待してなかったのにかなり楽しんでしまった。
    キャスティングもバッチリで、能年玲奈はコメディエンヌとして魅力が炸裂していたし、菅田将暉は女装がちゃんと美人になっていながら、キャラとしては男前というバランスが見事だった。長谷川博己も眼鏡のズレ具合とか細かいとこが笑えて、「ちゃお〜」の人と同じ役者と思えない…。尼〜ずも最高で、これは配役書いちゃうこと自体がネタバレ気味だから書かないが、エンドロールでけっこう驚いた。分かった上でもう一回観ても面白いだろうな。
    エンドロールと言えば挿入曲も邪魔にならずに寄り添う感じでいいな〜と思っていたら、演奏してたのは超有名なセカオワだった。初めて聴いたけど普通に良かった。バンド名からもっと青筋立ててがなる人達と思ってたのに…。

尼〜ず
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