クリプトン星から地球にやってきたスー
パーマン=
クラーク・ケント(
ヘンリー・カヴィル)はその超人的能力で市民のヒーローとして活躍していたが同じくクリプトン星よりやってきたゾッド将軍との対決でニューヨークに大破壊をもたらしてしまう。
バットマンとして法を超えた自警行為を密かに続けていた
ゴッサムシティの大富豪
ブルース・ウェイン(
ベン・アフレック)はその光景を目の当たりにし、打倒スー
パーマンを決意する。そしてスー
パーマンと
バットマンの対立をIT企業の若きCEO
レックス・ルーサー(
ジェシー・アイゼンバーグ)は悪しき野望のために利用しようとしていた…。監督
ザック・スナイダー、脚本クリス・テリオ、デビッド・S・ゴイヤー、撮影ラリー・フォン、音楽
ハンス・ジマー、ジャンキーXL。
敵が敵たる所以が不明瞭で、何やってるのかよく分からないのは敵の存在意義を丁寧に描く最近のアメコミ映画の中ではかなりダメな作り。ダラダラ描いた末のスー
パーマンと
バットマンの対立解消すらうやむやで、無駄に雰囲気重視の絵面がダラダラ具合に拍車をかけていた。とは言え、その決め絵がカッコ良かったりするところもあるのだが。
そして一人から二人、二人から三人とヒーローが増殖して団結していくところはベタゆえに燃えた。というかワンダーウーマン=ダイアナ・プリンス(ガル・ギャドット)が役者含めて最高だったことに尽きるんだけど…。
あとプロットが
ガメラ3まんまパクリという件だけど、画面見ていて既視感覚えながらも(つまりプロットのみならず構図までパクってたということだが)観ている途中で思い至らなかったのが驚きなぐらい確実にパクっているんだけど、そこまでやっていながら本家に並んでもいないし中身としても中途半端なのは微笑ましいのかダメ過ぎるのか。それにしても
平成ガメラシリーズはよくパクられるな。