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Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

ちはやふる 下の句 (2016)

   千早(広瀬すず)は離ればなれになってしまった幼馴染みの太一(野村周平)・新(真剣佑)と繋がり続ける為、いつも3人で遊んだかるたを続けていた。そして高校で再会した太一とともに瑞沢高校“競技かるた部”を創部した千早は、新にもう一度会いたい一心で都大会優勝を遂げるが、優勝報告した電話口で新から「かるたはもうやらない」と告げられてしまう。自分が強くなれば新にもう一度かるたへの情熱が戻るかも知れないと考えた千早は周囲の反対を押し切り最強クイーン若宮詩暢(松岡茉優)に個人戦で勝つことを目指す。しかしそれは団体戦をともに戦うかるた部の仲間たちとのすれ違いを生んでいくのだった…。監督脚本小泉徳宏、撮影柳田裕男、音楽横山克。

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前編、『上の句』↓
ちはやふる 上の句 (2016) - ゆづログ

    『上の句』はかるた部の結束を固めて勝利することに焦点をあてた勝負物、対決物に仕上がっていたが、今作では勝負はあくまで過程であり、孤立してしまわないことの大切さを真摯に訴えかけるような真っ直ぐな青春映画として組立てられていて、『上の句』に続いて独立した一本の作品として素晴らしかった。

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    そして期待通り、というかそれ以上に松岡茉優が競技かるたの最強者オーラと天然さを同居させたクイーンのキャラクターを完璧な完成度で演じていて、この新キャラを見ているだけで楽しかった。

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    続編の製作が決定したらしいが、『上の句』『下の句』を合わせて、離ればなれになってしまった主人公3人の心が再び集う物語として見事に完結していたので、それだけに続き必要かなとは思ってしまったが、キャラクターも確立しているし、やっぱり観れば楽しいんだろうな。

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