舞浜南高校に通うソゴル・キョウ(浅沼晋太郎)は、カミナギ・キョーコ(花澤香菜)らと学校生活を送っていたが、自分たちが同じ時間を繰り返していることに気付き、生活が一変する。そして生徒会長のシマ(坪井智浩)により自分達が量子サーバーの中のデータとして存在する幻体であることを知らされたソゴルは、覚醒した仲間たちとともに肉体を取り戻すための戦いに身を投じる。監督:下田正美、原作:矢立肇、伊東岳彦、音楽:大塚彩子、アニメーション製作:サンライズ。
花澤さんの重要作ゆえ鑑賞。とは言え話の筋道を理解する為の肝が所々抜け落ちてるとしか思えない作りで総集編としても、再構築した単体の新作としても成立しているとは思えなかった。粗筋書いていても一体なんで何と戦っていたんだろうという、根本をイマイチ理解出来ていない…。メカ以外の作画も映画としてのクオリティには達していない部分が多い印象だった。
しかし10年前の企画としてはポケモンGO的な時代を先取りしたSF的アイデアを感じて、きっちり総集編として作るか、全くの単体作品として提示してくれていたら面白かったかも、と思わせてくれた。