ヴィジョンアカデミーの生徒マイルス・モラレス(シャメイク・ムーア)はひょんなことからスパイダーマンの能力を獲得し、死んでしまったヒーローの後釜を担うことに。そして闇社会を牛耳るキングピン(リーヴ・シュレイバー)によって時空が歪められたことで混乱した街を救う為、様々な時空から集まったスパイダーマンたち、すなわちピーター・B・パーカー(ジェイク・ジョンソン)、スパイダー・グウェン(ヘイリー・スタインフェルド)、スパイダーマン・ノワール(ニコラス・ケイジ)、スパイダーハム(ジョン・ムレイニー)、ペニー・パーカー(キヨコ・グレン)とSP//drとともにヒーローとして立ち上がる。
監督:ボブ・ペルシケッテイ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン、製作:クリストファー・ミラー、脚本:フィル・ロードandロドニー・ロスマン、ストーリー:フィル・ロード、音楽:ダニエル・ペンバートン、編集:ロバート・フィッシャー・Jr、プロダクションデザイナー:ジャスティン・K・トンプソン、視覚効果スーパーバイザー:ダニー・ディミアン、アートディレクター:ディーン・ゴードン、パトリック・オキーフ、キャラクターデザイナー:シユン・キム、キャラクターアニメーション統括:ジョシュ・ベヴァリッジ。
型通りの物語なのにアニメのフォーマットを作品の面白さとしてとことん活用していて、音楽との相乗効果もバッチリ、とにかく楽しかった。
先鋭的な表現もさることながら日本の萌え系を完全に取り込んでしまってたこともけっこう驚きで、日本アニメをトレースしたペニー・パーカーのキャラのみならず、ヒロインのグウェンもかなり日本アニメの美少女キャラの要素を取り入れて成立していて、その上で本来のカートゥーン的な動きを進化させたアニメーションで駆動させるというハイレベルな仕上がり。素直に凄いと思った。
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』予告3(3/8全国公開) - YouTube