他の人には見えない妖怪たちの姿を見ることができる高校生、夏目貴志(神谷浩二)は、亡き祖母レイコ(小林沙苗)が妖たちとの勝負に勝って書かせた契約書の束「友人帳」を継いで以来、自称用心棒のニャンコ先生(井上和彦)と共に、妖たちに名を返す日々を送っていた。そんなある日、夏目は津村容莉枝(島本須美)とその息子・椋雄(高良健吾)と知り合う。母子の住む街に謎の妖が潜んでいると聞いた夏目は、ニャンコ先生と共に妖怪の気配を調べ始めるが…。
総監督:大森貴弘、監督:伊藤秀樹、原作:緑川ゆき、脚本:村井さだゆき、作画監督:田中織枝、山崎絵里、西川絵奈、近藤奈都子、羽山賢二、大城美幸、美術:渋谷幸弘、音楽:吉森信、アニメーション制作:朱夏。
設定もキャラの相関図も全く頭に入って無かったけど全く問題なくて、まったりとした世界を全編に渡って堪能出来た。劇場版にありがちな物語を大きくして作品世界を破綻させたることも無く、凄く出来のいいテレビアニメを見た満足感があって良かった(と、その後テレビシリーズもちゃんと見て、映画版がちゃんとそこから地続きの作品だと確認出来たし、より好きになった)。