統一暦1926年。金髪碧眼の少女ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐(悠木碧)率いる帝国軍第203航空魔導大隊は、南方大陸での共和国軍残党との戦いに勝利した。凱旋休暇を期待していた彼らだったが、連邦国境付近における大規模動員の兆候が確認され、新たな特命が下る。時同じくして連合王国主導の多国籍義勇軍が立ち上がっていた。そしてその一団の中に、父を殺した帝国に対する正義を求めて銃を取った少女メアリー・スー准尉(戸松遥)の姿もあった。
監督:上村泰、構成・脚本:猪原健太、原作:カルロ・ゼン、キャラクター原案:篠月しのぶ、キャラクターデザイン・総作画監督:細越裕治、音響監督:岩浪美和、美術監督:上田瑞香、音楽:片山修志、アニメーション制作:NUT。
論理や経済活動として冷徹に思考するのが「戦争」の正しい認識みたいなミリオタの自己弁護的思考をヒシヒシ感じつつも、TVシリーズで既に映画的だった美術、音響ともに見応えがあり、特にクライマックスの魔法によるタイマン空中戦はアニメーションとしての迫力が詰まっていたので、色々置いといて凄く楽しかった。