サノス(ジョシュ・ブローリン)が宇宙人類の半分を一瞬で消し去って5年。敗北を喫したアベンジャーズたちに量子の世界から戻ってきたアントマン(ポール・ラッド)がタイムトラベルによる事態の打破を提案する。アイアンマン(ロバート・ダウニーJr.)は
残されたメンバーたちで再結集し、失った人々や仲間たちを救うべく行動を開始する。
監督:アンソニー&ジョー・ルッソ、脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー、製作:ケヴィン・ファイギ、撮影:トレント・オパロック、プロダクションデザイン:チャールズ・ウッド、編集:ジェフリー・フォード、マシュー・シュミット、視覚効果監修:ダン・デレウ、音楽:アラン・シルヴェストリ。
少し前まではこれでMCUは卒業だぜ(入学した覚えは無いけど、結局ほぼ全作劇場で付き合ってきた…)と思っていたが、ジェームズ・ガン監督復帰で、まだしばらくは足抜け不可かなーとはなったのだけど、とりあえず今作でどのくらい区切りがつく感じなのか期待と不安の中で鑑賞。
結果としてはこれまでの総括とキャラクターへの感謝を存分に織り込もうとした気概は伝わるものの単体作品としては最終的に指パッチンで敵を全消しとかここまで積み重ねてきたマーベル映画の諸々のメッセージを否定する酷い所業な気もしたし、他にも色々と言いたい事がある、という感じで残念ながら傑作とは言えないけれど、今回ばかりはここまでやってくれたことへの感謝しかないし、これからもよろしくお願いします、という気持ちだよ。