楽しかった。あんまり綺麗に終わってるからホントはここで完結でいいんじゃないかというのは当然あるものの、次巻以降の超展開はうっかりネットで見ちゃってたし、やはり終わらせてほしくないので納得ではある。それに決着をつけないことでモラトリアムな時間を引き伸ばして楽しませるラブコメ原則に対して、逆に何度も決着をつけるというやり方で楽しい時間を繰り返し提供してくれるというのは新鮮。こんなことが可能なのはキャラクターがそれぞれ魅力的に出来上がってるからこそだし、結論の決まったルートを何度も繰り返して描こうという作者の気力、モチベーションも凄いと思った。
