yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

2014-12-24から1日間の記事一覧

オレンジと太陽

英豪児童移民の話自体を知らなかったし、多分そういう人も多いだろうから、その史実物というだけで価値がある。しかも控えめな描写でエモーショナルに見せてくれる演出は飽きずに観られた。それだけに史実だからカタルシスないのはストレスにも感じたが。し…

大島渚の帰る家~妻・小山明子との53年~

多分とんでもない人だからイイ話でまとめてるのは苦しかったが、豊原功補の大島渚ぶりや、御法度のドキュメンタリー映像でまたもや田口トモロヲへのダメ出しシーンが使われてたりして楽しかった。

ふがいない僕は空を見た

田畑智子のコスプレが似合いすぎて可愛いかった…。それが逆に彼女が演じる役柄の可哀想な面ばかりに目が行って、気持ち悪さを感じにくく、人物を多面的に描こうとする映画の趣旨から離れてしまっている感もあるけど…可愛いからいいじゃないか、という結論。…

もらとりあむタマ子

鳴り続けている生活音、大袈裟でない四季の生活風景。儚さを含ませたタイトル通り猶予期間特有の居心地の良さが全篇漂う。ずっと観ていたくなった。あまりにも短かったリベラルな政治の季節へのさりげない追悼のようにも見えたりした。前田敦子のアイドル映…

ダーケストアワー 消滅

安〜いSFでしょうもないのは間違いないんだけど、ちびっ子が夢想したような無邪気な展開やガジェット、それに基本善人しか出て来ないポジティヴさがキラキラしていて憎めない。あとロシア少女のキャラがマンガ的で萌えた。映画『ダーケストアワー 消滅』予…

『不死蝶 岸田森』小幡 貴一, 小幡 友貴

役から来るイメージよりもかなり無頼な人だったんだな。勝新に愛され松田優作に一目置かれたのも納得。前半の本人へのインタビューで特撮モノへの真摯な態度を表明しているのも良かった。あと岡本喜八、水谷豊の語りがエピソードもチャーミングで面白かった…

ベルセルク 黄金時代篇III 降臨

単体の映画としてはおかしなバランスではあるけど、色んな意味で原作をここまでアニメ化した点で充分満足。エンドロール後の蛇足は大人の事情に対する苦肉の策?であんまりだったがお金かかってるそうだから仕方ないか。映画『ベルセルク 黄金時代篇III 降…

四十九日のレシピ

物語の転換点で起こるアクションが全てこちらの感情置いてけぼりで進行していきポカーン。人生で迷った時は川を見ればよいって言われても画面から何も伝わって来ないし。あと片言の人は純朴みたいなキャラ設定いい加減やめてほしい。不倫相手の連れ子の件も…

4:44 地球最期の日

いかにもアベル・フェラーラ的な要素が散りばめらた終末モノだが『ドリラーキラー』のような殺伐もなく『ボディスナッチャーズ』みたいな格調高い感じもない、ツルッとした画面同様かなり淡々とした映画でちょっと寝た。しかも終末というのが、アル・ゴアの…

キャリー (2013)

可哀想とか不気味とか色んな様相ごたまぜのシシー・スペイセクがデ・パルマのぐるんぐるん映像で独自の世界に到達したのに比べて、クロエ版は全篇悲しげながら常に可愛いくて、映像も彼女のアップを延々と追っていて、アイドル映画の様相だった。終幕の余韻…