花澤香菜 / あたらしいうた
何で今さらロックチューンやるのかななどと思いながら聴いたら痒いとこまで手が届くアレンジが最高で詞も泣けた。「満月がぼやける夜 ずっとこんなふうに 世界がみえてたらいいのに」とか、さすが文学少女…。カップリングの2曲はこれまでの作品の美味しいところをまとめたような名曲で、ジャケ、PVも素晴らしかった。これで弦楽器が生だったら悶絶ものだったよ。次のアルバムはそっちの方向で行って欲しい気もする。いまお金をかけてしかもファンにも受け入れられるようなゴージャスなチェンバーポップアルバムを作れるのは花澤さんしかいないかも知れないし。