観た映画の数も少なければ観られた映画の感想自体も書く時間が無くて間に合っていない貧乏暇なし状態がエスカレートしているけど、とりあえず一年の締めとして羅列しておきます。
1位『宝石の国』
いきなり映画じゃなくてテレビアニメなんだけど、作画、世界観、緩さと緊張感がジェットコースターのように入れ替わりそのどちらもが面白いストーリー、完全にハマってしまった。特に3話、10話は映画以上に映画的だった。これはセカンドシーズン、もしくは映画化必至だよな。
2位『ツイン・ピークス The Return』
で、次も映画じゃないんだけど…。今作は『ツイン・ピークス』の続編でありつつリンチ映画の集大成として映画以上に映画的な上にテレビシリーズであることにも自覚的に作られているという凄い作品だった。実は全方位的に一応のピリオドを付けて終わらせるなど意外なサービス精神も発揮していて、感動すらあるというのもビックリだった。
3位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』
これは今年娘と一緒に観て一番楽しかったので。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス (2017・米) - yudutarouログ
4位『ベイビー・ドライバー』
エドガー・ライトの全くブレないセンスの発露に脱帽でした。
ベイビー・ドライバー (2017・米) - yudutarouログ
5位『夜は短し歩けよ乙女』
サイケデリックで独自な世界を作り上げながら映画としてとことんエンターテイメントになっていて凄かった。
夜は短し歩けよ乙女 (2017・日) - yudutarouログ
6位『エル ELLE』
上質で変態なサスペンスという大好きなジャンルの傑作だったよ。
エル ELLE (2016・仏) - yudutarouログ
7位『バーフバリ 王の凱旋』
さっき観たばかりなのでどこに置くべきか迷ったが、物凄い作品だし、物語の語り口、見せ方のデカさは色々気遣って小さくなったハリウッド製冒険譚へのカウンターとして強烈だった。
8位『20センチュリー・ウーマン』
エル・ファニング枠で…。『パーティで女の子に話しかけるには』の七変化も可愛かったけど総合点でこちらに。
20センチュリー・ウーマン (2016・米) - yudutarouログ
9位『パターソン』
あとからジワジワ良くなり続けるいい映画でした。
10位『ブレードランナー 2049』
続編の存在自体未だに容認してないけど大画面で観るSF的映像としていい物見せてもらえたので。
ブレードランナー 2049 (2017・米) - yudutarouログ
今年はズバ抜けた映画は無かったかな、とか思っていたけど、思い返して書いていると『アシュラ』を筆頭に韓国映画も面白かったし、他にも『キングコング: 髑髏島の巨神』とかも楽しかったな、などと色々蘇ってきて、何より見逃した映画が山盛りだよな〜という例年通りの感想に落ち着きました。