2018-02-18 地球礁 (河出文庫) / R.A.ラファティ著、柳下毅一郎訳 書籍 異星人なのか異民族、異教徒なのかどうとでも読み取れる「プーカ人」の物語。妄想と現実が曖昧なプーカの子供達の世界が単純にホラ話として抜群に面白く、そんな子供達の冒険小説としても楽しいし、終盤に向けて暴力と血にまみれた犯罪小説のようになっていくのも凄い。 やっぱりラファティって面白いんだなー、と改めて思ったのでそろそろ寝かせてたSFマガジンのラファティ特集を読んでみないといけない。