滝の下で育った青年シヴドゥ(プラバース)は、美しき女戦士アヴァンティカ(タマンナー)に導かれるかのように滝の上の世界へと赴く。そこで自分がマヒシュマティ王国の正統な王子バーフバリだと知った彼は囚われた母デーヴァセーナ(アヌシュカ・シェッティ)を救い暴君バラーラデーヴァ(ラーナー・ダッグバーティ)の元へ乗り込まんとする。その戦いの中、王家に忠誠を誓う最強の剣士カッタッパ(サティヤラージ)はバーフバリに50年前に起こった王位簒奪の物語を語り始めるのだった…。
監督・脚本:S.S.ラージャマウリ、撮影:K.K.センティル・クマール、美術:サーブ・シリル、音楽:M.M.キーラヴァーニ、編集:コータギリ・ヴェンカテーシュワラ・ラーウ、衣装:ラーマ・ラージャマウリ、プラシャンティ・ティピリネーニ。
とにかくスケールがデカい。さすがインド。大雑把だけど痛快で、冒険譚はこうでなきゃという楽しさに溢れてた。色んな目配せをせざる得ないハリウッドでは出せない能天気さと力業で作り上げたマヒシュマティ王国の絢爛さにクラクラした。