ここ最近以外の筒井作品は、ほぼ読んでいると思っていたが、これは読んでなかった。というかこれ、筒井康隆が老人になって書いたイメージで、わりと近頃の作品な気がしてたが2004年刊行だから既に15年以上前の作品か。ヤバいな。ドタバタやりつつ主人公が段々おかしくなっていくいつもの感じに恐怖考察やミステリ要素をまぶした内容は長編にしては薄味だけど、追い込まれておかしな言動をとる人物描写はやはり最高だった。
ここ最近以外の筒井作品は、ほぼ読んでいると思っていたが、これは読んでなかった。というかこれ、筒井康隆が老人になって書いたイメージで、わりと近頃の作品な気がしてたが2004年刊行だから既に15年以上前の作品か。ヤバいな。ドタバタやりつつ主人公が段々おかしくなっていくいつもの感じに恐怖考察やミステリ要素をまぶした内容は長編にしては薄味だけど、追い込まれておかしな言動をとる人物描写はやはり最高だった。