2014-12-12 猛スピードで母は/長嶋 有 書籍 収録2篇とも、颯爽とした女性の生き様が読みどころだとは思うが、個人的には生きていく上でいつの間にか設定されたルールの細かい描写、そしてそれが揺らいでいく感覚が面白かった。あと読み易いのにどこかつかみどころの無い感じに独特の魅力を感じた。