yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

戦場のメリークリスマス

改めて観るとすごい変テコな映画だ。名作と迷作のキワキワの線上にあるような…(好きだけど)。そう考えると『御法度』も一貫してたんかな。にしても教授も内田裕也もピチピチだ(しかしボウイの学生姿はかなり厳しい)。「戦場のメリークリスマス」予告編 -…

LOOPER

時間SFなのに物語舞台と未来が同じ時間軸で動いている時点でおかしいし、未来では殺人出来ないとう大前提ルールも途中で何の説明も無しに破っとる…と、SFとしては厳しい。しかし映画で描こうとした主題(これは書けない)は心意気高くて好き。あとタイムト…

セラフィタ/オノレ・ド・バルザック

スピリチュアルな部分には気持ち悪さも感じるものの、セラフィタ(セラフィトゥス)の俗世離れした描写は楽しいし、昇天のイメージもSFファンタジーとしてカッコよかった。

宇宙人ポール

冒頭、オンリーワンズにのってサイモン&ニックが登場するだけで充分グッときた。やはりこのコンビならエドガー・ライトで、という部分もなくはなかったが、モットーラならではのノスタルジックな演出がラストに結実していて、これはこれで良かった。映画『…

ヤング≒アダルト

TFCが主題歌だというので観たら、TFCのみならず、ピクシーズもダシに使われただけのどうでもいい映画だった。そしたらJUNOのスタッフの作品というので納得。同じ匂いしたものな。見所はシャーリーズ・セロン七変化ぐらい。映画『ヤング≒アダルト』予告編 - …

ミッション:8ミニッツ

公開時はSFということで過剰な期待から設定の矛盾とモラルの部分に難癖をつけてたけど、改めて観たら細かいとこには目を瞑って楽しめる力作だな、と勝手なことを思ったりして、やはり映画は観る前の思い入れも影響大と痛感した。映画『ミッション:8ミニッ…

アップルシード エクスマキナ

一度観たような観てないような(多分観てたな…)。忘れた。一作目はわりと好きなんだけど、この二作目には引っかかるところがなかった。群集シーンとか多いのに全く人の気配がしない演出脚本とCGの質感がどうにも入り込めなかった。APPLESEED & APPLESEED E…

ダムランド

かなりくだらない…。しかし、リンチが一人でこれを作ってニヤニヤしているところを想像するとちょっと微笑ましい。dumbland 0001 - YouTube

忍者狩り

目的の為に手段を選ばない主人公と、サスペンスタッチの前半が面白かった。敵ボスがヒーローモノのボスキャラのような設定で、前半の緊張感とズレてたりして、大地丙太郎の1番のお気に入りと言われると、んん…?という感じもあったけど、城内の画面や殺陣は…

イレイザーヘッド

WOWOWリンチ特集一本目はコレで。これまでは〈ホッペに詰め物女〉などの可笑しさよりも全体のいや〜な不気味さの印象のほうが勝っていたのだが、子持ちになって改めて観直すと、幻想的かつひたすら微笑ましいパパ映画の趣きを感じた。今ではリンチは子供と…

セッソマット

お洒落リバイバル的なムードが消えたとこで観たので、ひたすらベタで下世話なオムニバスとして面白かった。しかもロケとかかなり豪華。さすがに二時間はお腹いっぱいなりすぎたけど。ドリフみてるみたいで懐かしくもあった。「sesso matto」予告編 - YouTube

ミルク

ゲイと政治、伝記という内容、対象への距離感、などなど先日観た『J・エドガー』に似てると思ったら同じ脚本家だった。『知ってるつもり』をみたような感じ。ゲイものなれどガス・ヴァン・サンド感は終盤以外希薄。ショーン・ペンはやはり演技上手い。映画…

ラビット・ホラー

どちらも悪い訳ではないけど俳優陣の過剰演技とクリストファー・ドイルの食い合わせが悪い。かっこいい構図だと思うとCGで動かしてガクッとなるとこも多い。とはいえ川井節で高揚。コンパクトな尺も好み。結局楽しんでは観た。『ラビット・ホラー3D』予告…

ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ/金井 美恵子

ノスタルジィと夢の回廊が延々と続くような感覚が、能動的にページをめくっていく意識と絶妙のリズムを刻んで…、などと読んでる時の味わいを文章で書こうとすると自分でも何言ってるかよくわからなくなるが、とにかく読んでいて、いい塩梅で気持ち良かった…

島国根性

作り物の要素と素の要素の境界が曖昧でクラクラ来るし、素人演技も強烈。特にこの作品はチビッコと渡辺文樹の演技が最高。観ていてヤ〜な気分にもさせられつつ痛快という素晴らしい映画。

アナザープラネット

ソラリス、というよりウルトラマン的なSF設定でそこは面白いけど、贖罪をテーマにしてるわりに何の考察もないし、深みがあるわけではないので30分ぐらいの短編にしてくれたら素直に楽しめたかな。でもアクションに頼らずSFやろうとする姿勢は好き。アナザー…

ワイルド7

ワイルドなのは冒頭だけで、脚本も酷いし飛行船のプロットはパト2まるパクリ。しかし全く期待せずに観たから音楽川井憲次でバイクアクションあって瑛太は劇画チックな二枚目というところでちょっと楽しかった。映画『ワイルド7』新予告編 - YouTube

人斬り

勝新と仲代達矢の眼力演技、三島由紀夫のキチガイ演技、それを綺麗な映像で観られただけで有難いので、冗長だとか、裕次郎の龍馬が微妙とか、勝手にパンパンに膨らませていた期待と比してどうかとか、そういうことはどうでもいい気分で楽しかった。人斬り予…

J・エドガー

重厚な演出で見応えはあるが、伝記映画はイマイチ楽しみ方がわからない。もう少しサスペンス仕立てにしてくれたら面白かったかな。なので、やり過ぎてギャグの領域に入っていたディカプリオ&相棒役の老人演技とメイクを楽しんだ。映画『J・エドガー』予告…

神話的時間/鶴見 俊輔

子供と接することで神話的時間へ行けるという冒頭の鶴見俊輔の講演は、子育てする身としは面白かったし、すごくよくわかった。ほんとにチビッコたちは全く別の世界観を生きてる。しかしそんな時間が近いうちに終わることに改めて寂しさを感じてしまう本でも…

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬

ローワン・アトキンソン、やっぱり時々だと顔見てるだけで面白い。映画自体はもう少し物語を語らない方向でギャグに特化して欲しい気もしたが、スパイ映画としても成立させようという姿勢には愛を感じた。映画『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』予…

アクシデント 意外

設定ありきの無理矢理な作りの映画な割にきちんとサスペンス映画になっていて、さすが香港映画。もう少し現実と妄想との境界線が深く描かれていたらより楽しめただろうな。あと劇伴が良かった(『MAD探偵』の人)。 映画『アクシデント』予告編 - YouTube

アンドロギュノスの裔 (渡辺温全集) (創元推理文庫)/渡辺 温

中井英夫のエッセイか何かで名前だけは見ていた渡辺温、勧められて読んでみたら素晴らしかった。日常から一歩入り込んだ世界を描く意味での『探偵小説』の醍醐味が詰まっていて、作品ごとの完成度もやたら高い。陰鬱だけど洒落ていて物語としても面白い。読…

セックスドキュメント 性倒錯の世界

ヤコペッテイみたいなものかと思っていたら、思いのほか本気で、1971年当時でしか作り得ない映像やゲイの描き方が満載でクラクラしてきた。しかし全体としては何故か格調高くていい具合でもあって、登場するエロ知識人の気色悪さも面白い。

黄金を抱いて翔べ (新潮文庫)/高村 薫

痺れた。ディテールの積み重ねによる重厚感、計画遂行に向かって加速する構成、魅力的な登場人物…。井筒版が見事にこの小説の空気感を再現して、切るとこ切って、映画的に盛り上げるべきところを膨らませていたこともよく分かったが、しかし北川の『なあ幸…

エレファント

かなり久々に観なおした。ガス・ヴァン・サンドがその後に撮った作品を観て印象変わるかとも思ったけど、全く変わらなかった。やはり大傑作。『桐島〜』に足りないもの全てがある。『間』と『詩』というような…。何のこっちゃだが。Elephant - trailer - Gu…

アフロ田中

微塵も期待せずに観たら松田翔太の顔芸が堪能出来た。しかも今作ではかなり顔面が優作チックで、まるで松田優作がヅラ被って変な顔して演技してるような錯覚。なんでアフロか意味不明だし、内容もないが、それだけで観た甲斐あった。 映画『アフロ田中』予…

パラノイドパーク

今作も素晴らしい映像と音楽だが、ガス・ヴァン・サンド、美少年の心情に寄り添うあまりモラル的にちょっとおかしなことになってないか。『魂のジュリエッタ』のサントラとドイルの映像なかったらかなり最悪の作品かも知れない。『エレファント』は今でも傑…

PASTACAS & TENNISCOATS / Yaki-Läki Versions

元がいいアルバムだったから、やはりというか、これも良かった。

澁谷浩次 / シブヤくん

テニスコーツ参加の『強い風』も収録(名演)されてる。凄い良かった。ライブ録音を集めたアルバムだけど、少しずつのゲストが効いてる〜。澁谷浩次 / 悪魔の歌 by 7e.p. - Hear the world’s sounds