yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

運び屋 (2018年・米)

家族を顧みず、デイリリー栽培の名人として仕事一筋で生きてきたアール(クリント・イーストウッド)は時代の流れで菜園を失い、元妻のメアリー(ダイアン・ウィースト)や娘のアイリス(アリソン・イーストウッド)とも疎遠で孤独な90歳の老人になっていた…

ブラック・クランズマン (2018年・米)

1970年代半ばのアメリカ・コロラド州コロラド・スプリングス。街で初めての黒人刑事となったロン(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は潜入捜査官として活躍。その中でブラックパンサー党の幹部でもあるパトリス(ローラ・ハリアー)と親密になり、人種問題…

Weezer / Weezer (BLACK ALBUM)

ほぼ同時にリリースされたカヴァーアルバムがヒット曲をストレートなWeezer節で演奏するシンプルなスタイルだからこそ「らしさ」溢れる良盤だっただけに、リヴァースの何でも取り込めてしまう器用さが行き渡り過ぎて本来の魅力が薄まった本作は個人的にはち…

Billie Eilish / When We All Fall Asleep,Where Do We Go?

佇まいからしてとにかくカッコ良くて、醸し出すムードにぴったりのダークだけど親しみ易い音とパフォーマンスに痺れた。 Billie Eilish - bad guy - YouTube 発売日 2019/3/29 収録楽曲 01 !!!!!!! 02 bad guy 03 xanny 04 you should see me in a crown 05 …

DOS MONOS / DOS CITY

冒頭から『3104丁目のダンスホールレゲエ』などというリリックが出てきてひっくり返るが、そのまま最後まで濃い言葉が並ぶ。トラックも闇鍋のように色んな要素がぶち込んであって飽きさせない。そしてそれらによって独自の世界が広がっているのがとにかく面…

花澤香菜 / ココベース

メジャーアーティストからの楽曲提供とプロデュースによる新体制でのアルバムで、曲調や全体のムードはこれまでの流れを継承しているけど、北川勝利中心でやってきたポップかつマニアックな路線と比べるとJ-POP寄りの作り。もちろん花澤さんの声が乗っていれ…

Deerhunter / Why Hasn’t Everything Already Disappeared

サイケデリックとポップが丁度良く融合した洗練された作りは前作同様。もちろん良いんだけど、あらゆる点が過剰で歪で最高だったDeerhunterはもう聴けないんだろうな。もちろん『What Happens to People』とかDeerhunterならではの心地よい曲は健在で、それ…

Lucy Dacus / Historian

歌声、行き届きながらも大仰過ぎないアレンジの丁度良さ、グッドメロディ、それらが揃った理想的なロック(?)アルバムで気持ちいい。ブックレットの歌詞を頑張って読んだ限りでは歌詞も良さそうで、全体的に趣味がいい感じの名盤でした。 Lucy Dacus - "Ad…

EPIK HIGH / Sleepless In __________

BTSのユンギが作編曲で参加(4曲目)というだけで買ってしまった。聴いたことある楽曲で勝手に抱いてた勢いのある曲のイメージは皆無で、どの曲も都会的で洗練されたムード。その中にユンギ曲もカチッとハマってました。 EPIK HIGH (에픽하이) - 술이 달다 …

イ・ラン& 柴田聡子 / ランナウェイ

2人のメロディメイカーとしての才能と、互いの親密さと違いというような関係性が浮かんでくるような楽曲とブックレットで、企画モノとしても単体作品としても楽しめた。 [MV] 이랑 イ・ラン 시바타사토코 柴田聡子 - Run Away - YouTube 発売日 2019/2/7 収…

いやしい鳥 (河出文庫) / 藤野 可織

確実に現実社会に存在してそうな図々しく不気味でイヤな人物の造形と描写がデビュー作からして既に確立していて面白い。それが物語になっていて楽しませてくれる近作の完成された面白さというよりは、イメージそのままを楽しむ純文学っぽい感じもありつつ、…

ハイスコアガール(10)(完) (ビッグガンガンコミックススーパー) / 押切 蓮介

恋が成就したら終わりなラブコメの宿命を負って終盤はわりと同じ周回軌道を回っていくのかな、というムードが漂い出したところで非現実キャラたちがページを埋め尽くすこの作品ならではの盛り上がりとキャラが文字通り疾走していく熱量で大団円に突入、終わ…

時間衝突【新版】 (創元SF文庫) / バリントン・J・ベイリー著、大森望訳

文明の激突というだけでもデカい物語なのに、それがそれぞれ異なる時間の流れ同士の文明だというとんでもない大風呂敷の展開をケレンとハッタリでわりと一本道なエンタメとして押し通す力技が爽快で素直に楽しかった。作中の文明の衝突は全体主義国家vs洗練…

たんぽぽ娘 (河出文庫) / ロバート・F・ヤング著、伊藤 典夫 編

表題作をはじめとして、SFプラス恋愛青春モノ(ただし恋愛対象の女性は美少女に限る)という日本で受けそうな要素の短編が多く収録されていて、その要素が濃い作品ほど甘酸っぱくて面白く読めたのだけど、日本のアニメにありがちな女性の神聖化というかロリ…

スパイダーマン:スパイダーバース (2018年・米)

ヴィジョンアカデミーの生徒マイルス・モラレス(シャメイク・ムーア)はひょんなことからスパイダーマンの能力を獲得し、死んでしまったヒーローの後釜を担うことに。そして闇社会を牛耳るキングピン(リーヴ・シュレイバー)によって時空が歪められたこと…

WE ARE X (2016年・米)

2014年10月に開催されたマディソン・スクエア・ガーデン公演に至るまでのバンド『X JAPAN』の軌跡をメンバーらのインタビュー中心に追ったドキュメンタリー作品。監督:スティーブン・キジャク。 X JAPANというよりYOSHIKIのドキュメンタリーみたいな印象。…

邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season2 (ホーム社書籍扱コミックス) / 服部 昇大

B級作品への愛ある(ようで辛辣さも含んだ)着眼点がどれも凄いし、映子さんがキュート。で、今巻のハイライトは『ママレードボーイ』の回だなー。多分というか絶対映画本編より面白いやろ、という。楽しい。

やがて君になる(7) (電撃コミックスNEXT) / 仲谷 鳰

周囲に悪意を持った人物も置かず、2人の関係性と感情の機微だけを軸に物語を停滞することなく引っ張り続けるストーリーテリングの妙は(もちろんそれに見合った作画も含めて)もはや百合とか関係無く恋愛物としてズバ抜けているんじゃないでしょうか。うー、…

バンブルビー (2018年・米)

最愛の父を亡くした心の穴を埋めるように修理工場で廃品を見つけてはガレージに篭って形見の車の修理に勤しむ高校生チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)。母(パメラ・アドロン)や義父(スティーヴン・シュナイダー)、生意気な弟(ジェイソン・ドラ…