2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ラファティは長編しか読んでいなかったので(SFマガジンの特集号も未だ寝かせたままだった!)、奇想が凝縮された短編集は印象の違った面白さがあった。世界の捉え方自体が随分おかしいので、短編が終わるまでにストーリーへの理解が追いつかない作品が多い…
いかにもシューゲ好きが好きそうな感じで、案の定好き。基本的には普通のポップソングなので、あんまり記憶には残らないかな。まあ、それは最近アニソンとかのメロディの明確な分かりやすい曲ばかり聴いているこちら側の感受性の問題かも知れんけど。 https:…
懐かしいオルタナとローファイの香り…。けどアルバム通して凄い綺麗にまとまっててポップで聴きやすいってのがミソで、実はそういうのあんまり無いし、半年後に覚えてるかは別として好きな感じだった。 https://youtu.be/GqfazTF6ybQ 発売日 2021/6/23 1. So…
実話の再現ドラマという触れ込みのテレビ版をノベライズしたものとはいえ、どの作品も良質な幻想小説として面白く、それを実話を紹介する体で並べているのがいい味になっていた。年代も現代から随分離れているので、ホントにあった怖い話を求める人には物足…
前方に未来を見るという現代の認識が中世のある時期から始まったものであり、それまでは前方に過去が拡がっていたという精神構造のシフトに関する一章のSF的な思考や、中世までは家そのものに人格を見て社会が動いていたという民俗学を援用した諸星大二郎的…
深作欣二監督、高田宏治脚本、松方弘樹主演による1977年の東映映画、『北陸代理戦争』の制作過程を追ったドキュメンタリー。後追いで映画に触れた身としては同じ深作映画とはいえ、鮮烈な北国の風景が印象的過ぎで「仁義なき〜」と比較して観てはなかったの…
最初から悲しい結末になることが予告されて始まっている物語な上に過去のイジメ話というヘヴィーな内容も乗っかって、かなり暗い展開なんだけど、物語の趣旨的にはおそらく最終的に主人公を救うはずなので、どう決着させるのかという興味で引っ張られる。し…
2021年10月17日、幕張メッセ国際展示場7、8ホール。「ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュ 佐賀よ共にわいてくれ~」2DAYSの2日目。娘と参加してきた。 ライブ発表から直前までコロナで状況がどう変わるのか不安だったのだが、無事開催されてホント良かっ…
2021年10月17日のフランシュシュのライブに参加する為に、娘と東京へ。せっかくなので前日の朝から出発して、オタク趣味を充足させることにした。 とりあえず羽田から東京駅へ。ホテルにチェックインして東京駅をのぞいていく。 娘の計画ではまずここのジャ…
面白い。登場人物が全員善人、ノンストレス、微笑ましいラブコメぶり、という今どきの楽しさ要素山盛りに加え、作品世界の進むハッピーなベクトルが、本来様々な可能性がある中でそこに至っていると理解出来る作りになっていて、「女装男子モノ」としての作…
ここ最近以外の筒井作品は、ほぼ読んでいると思っていたが、これは読んでなかった。というかこれ、筒井康隆が老人になって書いたイメージで、わりと近頃の作品な気がしてたが2004年刊行だから既に15年以上前の作品か。ヤバいな。ドタバタやりつつ主人公が段…