yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ロボジー

面白かった。普通に笑えて、ちょっと甘酸っぱくて、しかも湿っぽくならない作りが良かった。いつもの矢口作品のテイストだけど、老人(ミッキー・カーチスだけど!)を主役に据えてこれだけポップな映画に仕上げてるだけでも凄い。ロボジー ROBO-G(プレビュ…

アンストッパブル

相変わらずシャカシャカして重厚感のないMVみたいな映画だけど、シンプルなストーリーだから一回観る分には飽きさせない丁度いい演出なのか。良くも悪くもT・スコットらしい映画だった。でも本人は能天気な人じゃなかったんだな…。合掌。映画『アンストッパ…

バンパイアハンターD

久々に観たけどやはり良い。人形のようなキャラとケレン味溢れるアクション、そしてエモーショナルな展開。川尻監督でもう一本作って欲しい。ただ今回は英語版だったけど、日本語版のほうがしっくりきて良かった。日本の声優上手い。VAMPIRE HUNTER D BLOOD…

悪名太鼓

3作目以降をすっ飛ばして観たら、アクションといい物語といいちょっと半端な感じで残念。勝新見てるだけで楽しいからいいんだけど、田宮二郎との掛け合いもっと見たい。しかし『続悪名』以降パラレルワールドに入った訳ではなかったのね。なるほど…。

猿の惑星:創世記(ジェネシス

表情と動きの作り込みで猿たちがリアルに、しかも個性的・魅力的に描かれていて、ゴリラの男気とかたまらんかった。原典無視で猿版水滸伝として続編やってほしい。『プロジェクト・ニム』観てたから猿の蜂起に余計燃えたのもポイント。映画『猿の惑星:創世…

ロング・エンゲージメント

主人公がハッピーエンドを迎える為にその他大勢がぞんざいに扱われるという、嫌な気持ちになる作り。あとジュネ作品は物語より幻想的な映像が面白いので、その点が薄いのも物足りない。マリオン・コティヤールはよかった。A Very Long Engagement - Movie T…

ファンタスティック Mr. Fox

評判良いのは聞いてたけど本当に良かった。アニメーション素晴らしいし、音楽いいし(ジャービス・コッカーの歌も聴ける)端々にセンスがピカリ。何より熱いハートにグッときた。特に☆☆が出てくるシーンは泣いた。ファンタスティック Mr. Fox - YouTube

プロジェクト・ニム

良くできたドキュメンタリーだな~と冷静に見ていたけど、ほぼ唯一のいい奴、ボブが登場してからの終盤はチンパンジーと人の友情モノの様相で、ちょっと泣いた。Project Nim Trailer 2011 HD - YouTube

ウォーキング・デッド3/ロバート・カークマン/風間賢二訳

容赦なかった。エグい。テンション落ちない。続き読みたい…。ドラマ版は原作に沿ってやれるんだろうか?そっちも楽しみになってくるな。

狂走情死考

当時の学生運動から遠く離れた視点でみてるので、何だそれという部分もあったけど、画面として美しいシーンが多くて若松監督の詩心を感じた(気がする)。しかし何より白痴男が強烈で、幻想映画の趣きも感じられた。

鍵のない夢を見る/辻村 深月

好きなものの周辺で作者の名前をよく見かけたので試しに読んでみたら面白かった。愛情と悪意のこもった人物描写には笑わせられつつ、わが身を鑑みてしまう痛さもあって、収録短編ごと全く異質な登場人物それぞれが一人称でリアルに描写されているのもすごか…

電人ザボーガー

TVシリーズへの愛もあるし(多分…。無料放送で何話かみただけ…)笑えるし、楽しかった。しかし、CG使わずに全編特撮でやってくれたら更によかったという感じ。予算的に厳しいか…。映画『電人ザボーガー』 予告編 - YouTube

マネーボール

およそエンタメ映画になりそうにないネタを劇映画に仕立てていてすごいとは思ったが、『理論で試合に勝つ』が貧乏球団が金満球団に勝つ為の手段にしか見えない作りは描き方として失敗なのでは?本来ならば資金力の多寡と関係なく、新たなビジョンとして提示…

第7鉱区

結局何の意味もない前半部の伏線と人間関係。テカテカした安っぽい画面。クオリティは高いけど構図がゲームみたいなCG。過剰な演技。怪獣映画と思って期待したから思わず悪いとこばかり目がいった。珍品として味わえばよかった。映画『第7鉱区』予告編 - Yo…

アウトレイジ ビヨンド

前作に引き続きの面白さもあり、続編ならではの楽しませ方もあり、昔のプログラムピクチャをみるような面白さ。北野組常連だけでもまだまだ出てない俳優いるし、一本おきぐらいにアウトレイジやってほしい。そして続編の配役を勝手に妄想。楽しい。4とかに…

ぼくらは都市を愛していた/神林 長平

虚実の境界線を扱ったり、ハードボイルド探偵SF調もあったりで、神林ワールドの集大成的な作品ながら、援交とか意外なキーワードまで登場してきて気合いが入っていた。しかも世界が虚構だから、それを打破する、ぶっ壊すという安易なところへは落とし込まず…

ビザンチウム

監督ニール・ジョーダンで吸血鬼物だからどんな耽美的な世界が展開するのかと思ったら、のっけから派手なアクションが始まるノリの、疎外感や悲しさというより母娘愛憎劇というスタイルで、思ってたのとは違ったもののしかし普通に面白かった。キャスティン…

奪命金

ヤクザ、刑事、OLの三者の群像劇としての絡みだけでなく時系列も少しいじっていることで、鑑賞後に味わいが効いてきた。OLパートの社畜サスペンス感、ヤクザパートのダメ人間奮闘記とそれぞれ色のある楽しみがあり面白かった。 刑事パートが若干薄味なのと…

ラブホテル

相米監督の色をよく知らないというのもあるけど、石井隆映画そのもののように楽しめた。というか、石井監督が後に自分で監督する時にこの作品を指針にしたところもあるのか。役者も常連だし。佐藤浩市とも既にここで絡んでいたんだな〜。ラブホテル - YouTu…

リアリティのダンス

期待と不安半々だったが紛うことなきホドロフスキー、というか構成的にはエル・トポと一緒だ。ただ序盤はアクションの代わりに自伝物語だったので血湧き肉躍るというのは無い。しかし鑑賞後に感動の余韻が残るというのは新鮮だった。 家族総動員で作ってる…

劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ

美術などは綺麗だがアニメ的な面白味は少ない。予備知識が花澤香菜のCDに入ってたミニドラマのみで、理屈こね系の物語は何を熱くなってるのか意味不明だったが、元シリーズ知ってると楽しめそうではあった。『劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』予告…

ノストラダムスの大予言

批判された特殊メイク関係を除いても、台詞の端々に現代とのモラルの違いが出ていて面白い(まあ、公開時からクレーム付けられてたんだから当時からモラル的にどうかしてたのかも知れんが)。無軌道な若者バイクアクションもとんでもないし、いつもの丹波哲…

ミュージックマガジン増刊 アイドル・ソング・クロニクル2002~2012/吉田 豪 他

こういうの読むと副次的にお金使うから避けたかったけど読んでしまった。かせ栞とねこぱんち、いい。イイキョク。

屍者の帝国/伊藤 計劃、円城塔

好き。しかし期待値が高かったので気になる部分も多かった。物語の殆どが相棒バーナビーの野性の勘によって進行するし、台詞が説明と格好良さ重視でせっかくのキャラクター物が活きてない。物語ベースに小説を作る伊藤計劃と文章そのものが面白味になってい…

タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密

今の時代にタンタンをやるのに、差別的な表現がどうのとかでなく、子供が銃持って未開の地でアクションやって楽しいって気分にはならないのが最大の問題点。そこは全く解消されず。これを漫画通りの絵柄でアニメでやるならレトロ感なども含みで味がでるだろ…

BAYONETTA Bloody Fate

原作がゲームだが話は理解出来た。というより物凄い一本道の物語だった。魔女が主役で天使が悪役の設定だが、どう見ても天使は醜悪、魔女は美人で正邪逆転の面白味などは無し。アクション場面は少し楽しい。Bayonetta: Bloody Fate Anime Film's Full Trail…

雷轟rolling thunder PAX JAPONICA/押井 守

色気の無いウンチクの羅列のような小説だが、もうこの感じが独自の味になってるからいいのか…。しかしファンタジーとして作っているにしても、戦争を扱いつつ人の生き死にが全く感じられないのはどうかと思ったが。 それと、後半部分の作品にまつわる作者の…

タイガー 伝説のスパイ

アクション、ラブコメ、スパイ物とジャンルごった煮で楽しくはあるが、そのおかげでスパイ物としての緊張感は皆無、ラブコメ部分は笑いよりも戸惑い、アクションも体張って凄いけど既視感が半端ないという状態に。インド映画はそういものかも知れないが、免…

北国の帝王

傍から見るとどうでもいいような事柄に、常軌を逸した主義主張と行動で邁進する荒れくれホーボー軍団はもちろん、車掌役のアーネスト・ボーグナインが駆使する工具武器と顔面がひたすら怖すぎ(面白い)。しかし最後はやっぱりタイマンなのか。 "Emperor of…

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

長女と鑑賞。これほどドキドキした二時間はなかった。まず劇場正面に『寄生獣』のオブジェなんか置くからその時点でブルーになる娘。そして劇場内では『猿の惑星』や『ホビット』の重低音溢れる予告で、「やっぱり怖いけん出よっか」発言が早速でる。前回途…