yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

拝み屋怪談 花嫁の家 (角川ホラー文庫) / 郷内 心瞳

一作目を読んでそのまま二作目に行くつもりも絶版状態だったのだが、ちょうど復刊していたので購入。ノンフィクションと虚構の合間を縫うような実話怪談話というのはそのままだが、今作は主人公の逡巡からヒロイックな決断という構成などフィクションとして…

シャドウ・イン・クラウド (2021年・ニュージーランド、米)

1943年、ニュージーランドからサモアへ向かうB-17爆撃機に乗り込んだ連合国空軍の大尉モード・ギャレット大尉(クロエ・グレース・モレッツ)。荒くれの男性兵士たちからの猜疑と罵声を浴びながらも機密物資を運ぶ極秘任務を理由に無理に搭乗したモードだっ…

アネット(2020年・仏、独、他)

スタンダップコメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)と一流オペラ歌手アン(マリオン・コティヤール)の愛憎と、2人の間に生まれたアネットが辿る数奇な運命の物語。監督・脚本:レオス・カラックス、原案・脚本・音楽:スパークス。 見た事もないも…

インビジブル・シングス 未知なる能力(2018年・独、ルクセンブルク)

ヒーローコミック好きの12歳の少女スー(ルビー・M・リヒテンベルク)は、化学者の母が開発した化学物質「NT26D」を誤って浴び、透明人間になる特殊能力を身につけてしまう。そして「NT26D」を狙う謎の組織が母親を誘拐し、スーにも魔の手が伸びる。スーはイ…

ザブングル グラフィティ(1983年・日)

監督:富野由悠季。 今の目で見ると手書きセル画で表現されたSF西部劇調の荒野がファンタスティックプラネットみたいにも見えたりして、ノスタルジー以上に味わい深かった。カットアップ的な作りと内輪受けなノリも、この尺でTVシリーズのムードを伝えるのに…

ナンシー・ドリューと秘密の階段(2019年・米)

監督:カット・シア。 探偵モノを軸に学内カーストを乗り越えて連帯していく物語は Eテレの子供向け海外ドラマを映画にアップデートしたような作りで楽しかったし、出てくるキャラクターの作りが役者も含めてみんな良く、ティーン向けでもカメラワーク気合い…

汝のウサギを知れ(1972年・米)

監督:ブライアン・デ・パルマ。 エリート街道からドロップアウトして自分探し、みたいなテーマが現代では陳腐というのもあるんだけど、それ以前に脚本ぐだぐだで、随所にデ・パルマだな〜というカメラワークはあるものの面白くはない…。観れて良かったけど…

リズム・セクション(2020年・英、米、スペイン)

監督:リード・モラーノ、原作・脚本:マーク・バーネル。 『ニキータ』風味のアクション物だが、通常、超人的主人公がこなすようなスパイアクションを裏稼業入りたての主人公がやっていて生々しい。特に車内から逃走劇を描写するカーチェイスシーンはかなり…

シー・フィーバー 深海の怪物(2019年・アイルランド他)

監督、脚本:ニーサ・ハーディマン。 モンスターに生物として理解出来る行動をとらせると、常識の範囲に怪物が収まってしまいそうだが、今作では逆にそれをリアリティのある恐怖へ転換、現況のコロナ禍ともシンクロさせていて、世の秩序に則って不合理に現実…

サイレント・ウォーター(2020年・スウェーデン他)

監督、脚本:ヨアキム・ ヘデーン。 厳しすぎる北欧の雪原のロケーションがとにかく圧倒的。そんな大自然と、妹の救助にせせこましく右往左往する主人公の対比が面白いし、もどかしさでサスペンスが盛り上がる。ただ犬好きとしては、この姉妹はよぉ、という…

永遠の831(2022年・日)

監督、脚本:神山健治。 観てる間は楽しんだけど、主人公の感じる世界への無力感や受け身過ぎるヒロインを筆頭とした女性キャラの描き方が昭和の映画を観てる印象で、どうにも古臭さを拭えず。今は夏休みが8月31日までという前提も無いし。なぜこれをいまア…

1917 命をかけた伝令(2019年・米)

監督:サム・メンデス。 サム・メンデスらしい画面作りや長回しは凄いのだが、それによって戦場の緊張感を味わうよりも画面の背後でスタッフが忙しそうに走り回ってる姿が脳内にチラついて集中出来なかった。劇場で見たら印象違ったんだろうけど、今回はTV鑑…

劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア(2021年・日)

監督:河野亜矢子。 さすがに映画館はもう行かない予定だったんだが(2021年の年末)、先日『呪術廻戦0』を親娘で観に行って入場する時に今回の『ソードアートオンライン』の入場特典配ってるのが目に入って、それがなんか豪華そうで、そしたら娘もチェック…

劇場版 呪術廻戦 0(2021年・日)

監督:朴性厚。 娘に『呪術廻戦』観に行こうと言われて、今年は金も無いし、もう映画いいかな〜って思ってたけど、来場特典のコミックス0.5巻なくなっちゃうよー!と言われて、やっぱり行くことにした…。コミックス配布とか卑怯だよなー。ここでゲットしない…

マトリックス レザレクションズ(2021年・米)

監督:ラナ・ウォシャウスキー。 本編は相変わらずだったが、続編を要請されて渋々やることになった経緯を、自虐を込めた上でキャストと同窓会的ノリで開陳していくメタフィクショナルな前半部分は凄い楽しかったし、同時に続編必要無いのを分かった上で、や…

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年・英)

監督:エドガー・ライト。 スウィンギングロンドンをイキイキと描きながら助平親父ホラーにもしてしまうとかエドガー・ライトにしか撮れない映画。最高。ハイセンスな引用が多く、それはかなり言及されてるけど、最終的に着地するムードが日本アニメ的(とい…

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年・米)

監督:アンディ・サーキス。 ケンカ、ツンデレ、仲直り…、バディムービーの面白ポイントしっかり押さえて楽しい映画だった。何より最近トイレ近い身としては100分満たないのがマジで嬉しい。あとオマケ映像で久々にオォってなった(MCUに繋がること示唆して…

劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!(2021年・日)

監督:河森正治。 TV未見で挑戦。いかにも日本アニメなキャラクターとロボの背後に垣間見えるギーガー的意匠、空中戦、どれもクオリティ高い。けれどこの世界観にロック親父的メンタリティや悲壮感は要らなくない?ひどく古色蒼然。とても気色悪い。 映画『…

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2021年・米)

監督:キャリー・ジョージ・フクナガ。 007にさほど思い入れがないもののダニエル・クレイグ版はどれも面白かったし、特にサム・メンデスが独自の様式美を取り入れてから単体映画として荒唐無稽ながらも現代に通用するリアリティを獲得してきたのは大きかっ…

ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow(2019年・日)

監督:酒井和男。 狂言回し役で黒沢ともよが出てくるので、歌ってくれるんかなと思って見てたが特に活躍せず…、これって『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のマネージャーポジションの雛形だったんかな。映画としては歌唱シーンが前作ほど盛り上がらずイ…

ラブライブ!The School Idol Movie(2015年・日)

監督:京極尚彦。 シリーズ見てないのもあるけど、グループを続けるか否かの価値基準とか根本的な動機が理解不能でついていけないが、唐突に始まる歌唱シーンがドラッギー過ぎて超楽しい。しかもストーリーは未来の自分に出会ったり(?)ちょっとSF入ってて…

映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年・日)

監督:京極尚彦。 面白い。自己犠牲が過ぎるけどピュアな人造人間モノという大好物展開、大人の醜さ表出と子供たちの逆襲の盛り上がり、ギャグもスマート。と思ったら監督も音楽も『宝石の国』組だ。さすが。 『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダ…

非情の罠(1955年・米)

監督:スタンリー・キューブリック。 『裏窓』チックな見せ方やNY市街のダークな切り取り方で普通にフィルムノワールとして面白く、直接的に見せない暴力シーンも怖かった。ただ、知らずに観たらキューブリックとは思わなかっただろうな(何が特徴かも分かっ…

呪怨(2000年・日)

監督:清水崇。 Vシネの低予算感とちょうど具合悪く劣化したビデオ撮りの画面が気持ち悪さ醸し出してて良かった。栗山千明と三輪姉妹の記録としても貴重。怖そうなところで怖いモノがちゃんと出てくる分かり易さで息子もビビりながら一緒に楽しめた。 呪怨 …

ターミネーター:ニュー・フェイト

監督:ティム・ミラー。 旧シリーズのキャラクターを新キャラクターと重ねて絡めていく試みや、旧キャラクターを現行で使っていくために現代的ジェンダー調整をやってみたり、と最近のリブート物の常套手段を色々と頑張ってやってはいるが、肝心のアクション…

深夜の告白(1944年・米)

監督:ビリー・ワイルダー。 保険金殺人モノの元祖という功績を置いといても、普通にハラハラドキドキのサスペンスとして楽しいし、現代の視点で観ると主人公のロリコン嗜好や同僚とのブロマンスまで織り込まれたプロットも先鋭的で、多角的に面白かった。 D…

ドッグマン(2018年・伊、仏)

監督:マッテオ・ガローネ。 主人公は弱く愚かで、暴力描写は血生臭く恐ろしいが、同時に郷愁を刺激される良い映画だった。最近の日本の映画やアニメでは幼馴染と言えば都合の良い異性がデフォルトだが、今作の切っても切れない『ジャイアン』キャラこそリア…

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年・日)

監督:永岡智佳、脚本:櫻井武晴。 赤井ファミリーって何…とか思って見始めたが、子供キャラからオタク受けしそうなキャラまで万遍なく活躍させつつ初見でも置いてかない作りとケレン味溢れる活劇で、久々に映画館で映画を観たのも相まって面白かったわー。 …

ドミノ 復讐の咆哮(2019年・デンマーク他)

監督:ブライアン・デ・パルマ。 デ・パルマの愛する、観客をドキドキさせるサスペンスの道具である映画の編集やカメラワークの『粋(イキ)』といったものが、醜悪な動画配信の道具としてテロリストたちに横取りされてしまった現状を踏まえた上で、復讐の連…

ライブイン・茅ヶ崎 (1978 ・日)

監督:森田芳光。 必見と言われていて、やっと見れたのだけど確かに必見作だった。8ミリ自主制作なのにちゃんと長編映画の体裁になってるというだけで凄いが、森田芳光作品独特の間や味わいの良さというところがすでに作品に濃縮されていて、ヤバい。