yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

安達としまむら11 /入間人間

いよいよ次巻で終わりらしい。ので、もったいないから寝かせていたが、番外編が2冊出てしまったので読んだ。蛇足かな、とか思わないでもない内容で、ここのところずっとそんな感じとも言えるが、百合ジャンルの上級作品ではそんなエピローグや番外編的なもの…

週に一度クラスメイトを買う話2〜ふたりの時間、言い訳の五千円〜/羽田宇佐

1巻目を読み終えて、面白かったけどこれ以上続けるのは蛇足になるんじゃないかと思ったが、そんなことは無かった。キャラクターの描写が深まるにつれて2人の関係性のもどかしさがより複雑になってヤキモキ度が上昇してさらに面白くなってきた。ラブコメと同…

異世界帰りの勇者は、ダンジョンが出現した現実世界で、インフルエンサーになって金を稼ぎます! 3/大崎ペコ丸 原作 Y.A キャラクター原案 ぷきゅの

ホントは『ぐだぐだするき』の続きを描いて欲しいのだけど、と思いつつ3巻まで読んだ。異世界、無双、動画配信などなど、ラノベで流行ってそうな要素が詰め込まれ過ぎて渋滞してるようなストーリーだが、大崎ペコ丸さんのとぼけた間合いの使い方は味わえるし…

暗獄怪談 憑かれた話(竹書房怪談文庫)/鷲羽大介

怖い話、というよりはちょっと奇妙な話、不思議な話、というようなエピソードが多く、しかも聞き取りした話を客観的に記してあるような語り口なので、実話っぽさが感じられて、虚実の境界が曖昧になってくる感覚が面白かった。これが実話怪談というジャンル…

瞬殺怪談 鬼幽 (竹書房怪談文庫)/平山 夢明 他

瞬殺のタイトル通りに、怪談話のショートショート集。巧さで面白がらせるほどの分量が無い分、ちょっと不思議な話を単に提示する、というぐらいのエピソードが多くて、逆に日常の『誰かから聞いた話』というようなリアリティが感じられる作品も多かった。実…

恐怖箱 厭満(竹書房怪談文庫)/つくね乱蔵

今作のような作風を厭系怪談、というらしい。実話怪談の中も様々にジャンル分けがあるみたい。今作のエピソードは登場人物の主観で心情も語られたりしていて、ほとんど虚構小説の体裁だし、タイトルにも実話とは書いてない。しかしあとがきによると、聞き語…

村怪談 現代実話異録 (竹書房怪談文庫)/加藤一 編著

実話怪談方面では著名な作家が参加している(と思う)アンソロジーで、さすがにこれだけ短い作品の並びではそれぞれの個性を感じるまでには至らなかったが、気楽に読めるショートストーリーズとして楽しめた。実話怪談というジャンルがどこまで本気でノンフ…

実話怪談 凄惨蒐(竹書房怪談文庫)/神沼三平太 

井澤詩織さんが怪談フェアの公式アンバサダーになってたからまとめ買いしてしまったので、しばらく怪談物を読み続けてた。というわけで1冊目。これは去年のフェア対象だったんだけど。内容は、わりと尺のある短編が並んでいて、どの作品もオチのある短編小説…

宇宙とかと比べたらちっぽけな問題ですが (3) (角川コミックス・エース)/ビーノ

あるあるネタの漫画の中でも、あるあるの確度が高くて、しかもギャグへの落とし込み具合が抜群だったので、終わってしまったのは残念。各エピソードがほとんど丸くは収まってなかったので、打ち切りかと思ったらそういう訳ではないらしい。まあ、別に収まら…

エンドブルー(電撃文庫)/著者:入間 人間 ・イラスト:仲谷 鳰

仲谷鳰のイラスト目当てで購入していたのをやっと読んでみたら、何コレ?、全然良さが分からない、『あだしま』の作者なのに何だろう、とか、これがラノベクオリティなのか、とか、色々疑問符沸かしながらとりあえず読了。あとがき読んだら二つの別作品の後…

君は放課後インソムニア(全14巻)/オジロマコト

ネタバレ有り、です。 ポチる時、紹介文に、『遂にハッピーエンド!』と書いてあったから、曲(まがり)が死なない、というのは分かってしまっていたが、ホントにそうだったので、まずは良かった。しかしハッピーエンドと言えるのかどうかは何とも言えない。…

ゴジラ−1.0 (2023年・日)

第二次対戦末期、敷島(神木隆之介)は特攻隊の任務を機体の故障を理由に先延ばしにし、整備施設のある大戸島に着陸したが、その夜、島はゴジラと呼ばれる巨大生物の襲来を受け壊滅的打撃を受けてしまう。そして戦後。様々な心理的負い目を抱いたまま東京へ…

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年・米)

1920年代、隔離政策によりオクラホマ州の辺境に追いやられた先住民族のオーセージ族は石油の利権により偶然にも富裕層となっていた。その富を虎視眈々と狙う地元の白人有力者・ヘイル(ロバート・デ・ニーロ)の元へ帰還兵の甥・アーネスト(レオナルド・デ…