yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ガール

トンデモかなとか思ったら4人の物語を丁寧に編み込んだ普遍的な作り。しかも要潤が心底イヤな演技で、それを迎え撃つ麻生久美子が耐えに耐えて爆発する、まるで任侠もののような爽快感。出来れば再起不能にしてほしかったけど楽しかった。しかし監督も原作…

ブラックマジックM66

攻殻とアップルシードの影で忘れられたかのようなアニメだが、士郎正宗の関わり具合は一番強そう)(勝手な推測)。スタッフも豪華だった。しかし内容はさすがに時代を感じた。Black Magic M-66 (1990) Trailer - YouTube

助太刀屋助六

やっと観たら面白かった。こういう軽やかな娯楽作品が観られて幸せ。終盤ややしつこいけど楽しいからいい。いつもの人たちもちゃんと出てくる。岡本喜八が後半もっと沢山撮れてたら、としみじみ。歳とっても全然渋くなくてカッコいい。映画「助太刀屋助六」…

哀しき獣

ストイックでリアリスティックなバイオレンスものかと思いきやド派手なカーチェイスが始まったりして、とにかくお腹いっぱい、何でも詰め込んでやるという感じ。韓国映画ってこの手の過剰な作りが多いな。もう食べられんという感じ。それぞれのシークエンス…

大友良英のJAMJAM日記/大友 良英

二段組で630頁超。時間を見つけてチビチビ読んでやっと読み終わった。あとがきにもあるが、ネガティブな事柄は避けてあるので文学者の日記のようにありのままの生活が描かれてあるわけではない。しかし音楽雑誌ではなかなか出てこないミュージシャンが続々…

コズモポリス

『危険なメソッド』は見逃していたので久々のクローネンバーグ。オープニングがちゃんとあってヴィゴとの作品とは違うなと思ったらそれもすぐ切れて、ヴィゴ以前とも趣きの違う新鮮な物を作るぞという鼻息を感じた。 均整のとれた世界が異物で崩壊していく…

ホーリー・モーターズ

カラックスが撮ったフェリーニみたいな映画。しかし夢の中みたいな幻想的な雰囲気はなく、生々しいイメージの連続で、昔のオシャレな感じはなかった。かつての三部作の後日譚のような部分もあるけど、思い入れがないのでゴジラのテーマが流れるシークエンス…

サニー 永遠の仲間たち

評判が良すぎたのと、どう考えても昔は良かったよ的なノスタル爺モノだろうという気分でかなり警戒して観始めて、実際そういう部分も無きにしも非ずではあったが、過去と現在の描き方が上手くて結局引き込まれた。特に中盤の過去と現在の描き分けと絡みは盛…

がんばっぺ フラガール! フクシマに生きる。彼女たちのいま

主題のフラガールが描けてないのは映画としてどうかと思ったが、避難区域への一時帰宅の模様や、その周辺の人々を記録するドキュメントとしてすごく良かった。「がんばっぺ フラガール!」 予告編 - YouTube

ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略

のっぺり質感は前作で免疫ついたのか気にならなくなっていたし、気合いの入った描写や、今回の映画では登場しないキャラをちょい見せしたりするサービスが楽しかった。挫折した原作も読みたくなった。 映画『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』予告…

majikick BOX

めちゃくちゃ良かった。この人たちはゆるいとかじゃなくて、粗野で粗暴な人たちってことが良く分かった。ぶ厚いライナーもすごい面白いし、こんな値段でいいのかって思った。Tenniscoats 「プカプカブライアンズのテーマ」 LIVE at 松山 More Music - YouTu…

月世界旅行

メリエスのドキュメントから引き続き観たので趣き倍増だった。ただAirが音付けてて、映像だけで十分ドリーミーなとこに輪をかけてくるから邪魔に感じた。あとWOWOWでは活弁版もやったけど、それも同じくないほうが好きかな。『月世界旅行』 (1902) カラー版…

メリエスの素晴らしき映画魔術

メリエスの伝記に『月世界旅行』の修復ドキュメントまで詰め込んだ作りにお腹いっぱい。特にデジタルでの映画修復のくだりでは、これは修復なのか?ということまで考えさせられて面白かった。映画『月世界旅行』『メリエスの素晴らしき映画魔術』予告編 - Y…

ザ・オーディション

多分普通に観てたら大映ドラマみたいな映画だな、ぐらいだったかも知れないが、本編前のアイドル映画選定番組でのセイントフォー話から観たらメタ映画みたいに見えて面白かった。ハッピーエンドも夢落ちにしか見えず、かなり切ない。

大島渚 日本映画の100年

面白かった!日本映画100年と言いつつ大島渚自分特集なとこも、ナレーションも楽しかった。100 Years of Japanese Cinema (1995) Nagisa Oshima - Dailymotion動画

綾瀬はるか『ピリオド』『交差点days 』

綾瀬はるかの昔のシングル中古で買ったら、特典DVDが短編映画で、しかも自主制作感バリバリで…ちょっと得した気分。おまけで映画つけるとかAKBより早い。 コレ。当時話題だったのか。綾瀬はるか たべるきしない 1/2 - YouTube綾瀬はるか かきのたね 1/3 - Y…

ゴースト・エージェント R.I.P.D.

やりようによってはもっとダークでヘヴイな映画にもなりそうだが、適度に不気味な怪物と捻りの無いストーリーで娘と観るにはちょうどいい塩梅だった。車で疾走するシーンのCG演出がけっこう面白かった。 映画『ゴースト・エージェント R.I.P.D.』予告編 - Y…

ニーチェの馬

全編の宗教的終末的イメージを集約したオープニングが迫力で素晴らしかった。そして今作も風が吹きすさび、その中をただ歩く映像がカッコいい。風が強い日にタルベーラごっこしたくなる(多分脳内でする)。 しかし二時間半の、しかも字幕付きのタルベーラ…

6才のボクが、大人になるまで。

劇映画としてどうかはまだよく咀嚼出来ない。しかし12間年同じキャストを追いかけて160分の映画にした手法そのものがパトリシア・アークエットの後半の台詞にド級の重みを与えたり、久方ぶりの人物との再会場面では何とも言えぬ高揚感を生んでいた。これは…

紙の月

『桐島〜』の何か時代を切り取ってしまったような作品ではなく、凄く丁寧な犯罪物だった。平凡な主婦がふとしたことでダークサイドへ、という流れかと思いきや実は元よりそんな女じゃないことが段々と明らかになっていくのはかなり痛快。その変貌を体現して…

Scott&Rivers / スコットとリバース

Weezerのメリクリで分かってはいたが、リヴァースが唄うと何でも切なくなる。しかも日本語全く違和感ない…。クレジットのKayoはやっぱりポリのカヨかな。得した気分。ピンカートンに入ってておかしくない曲から間違ったK-POPみたいなのまである。Scott & R…

ももへの手紙

子を持つ親としてこれはいかんと思った。ネタバレ気味だが、嵐の中へ、子供が人助けの為とかでも突入したらダメだろう。それを止めるべき大人も熱い気持ちに応えるみたいにして協力しちゃダメやん。そんなの男気でもなんでもないやろ。アニメだけどさ。クオ…

KOTOKO

Cocco自身のアクの強さと塚本演出の相乗効果で異常なテンションの作品になっていて、映画館で観てたら多分グッタリしただろな。途切れる事ない緊張感と役者塚本晋也を堪能出来たものの子持ちとしては辛い映画。映画『KOTOKO』予告編 - YouTube

映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち

相変わらず全方位に目を向けたそつ無い作りだった。娘も楽しんだみたいだけどそろそろ卒業かな。エンドロールも踊らなかったし。そのエンディングはメチャ気合入ってた。あとオールスター登場ながら喋らない(声優いない)プリキュア多数いて、歴代ライダー大…

敵は海賊・海賊の敵 (ハヤカワ文庫JA)/神林長平

神林作品、特にこのシリーズではいつも思うけど、キャラクターと作品の距離感が絶妙。マンガのようにキャラが立っていながらあくまでクールに小説世界に配置して物語を進行させてくれる心地良さ。今作はSF的な仕掛けが少なく、宗教談義がメインでややアッサ…

AKB48『so long!』長編MV

AKBと、機を見るに敏で少女好きな大林監督とのコラボはある意味必然。実は自作のPRになってたり監督のいやらしさ全開だった。この珍品を全国津々浦々に届けた大林監督、やはり凄い人だ。【MV】So long ! / AKB48[公式] - YouTube

DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る

競争社会と体育会系の縮図みたいな、そりゃ過呼吸なるよという辛い映画で、でもこういうバックステージ含め商品になってるから凄い。で、これであっちゃん以外の顔も覚えてAKBに親近感湧いてきちゃうから広報映画としてよく出来てる。思う壺だな…。Document…

新宿アウトロー ぶっ飛ばせ

物語はあるような無いような作りだが、豪華役者陣と空気感がたまらない。原田芳雄かっこいい、梶芽衣子きれい、渡哲也ミニ裕次郎みたい、地井武男ちょい役すぎ…とか思いながら観ていたらすぐ終わった。実際短かった。成田三喜夫の活躍をもう少し見せてくれ…

アンダーワールド 覚醒

近未来っぽい世界で古典怪物が跋扈する原点回帰なところとマンガチックなアクションは意外と楽しかった。ただ吸血鬼がウィルス扱いになってゴス感無くなり、バイオハザードみたくなってしまったのは痛い。せめてビル・ナイがいればなあ。映画『アンダーワー…

テルマエ・ロマエ

期待せずに観たら意外と面白かった。物語的な部分は置いといて、濃い顔の役者にローマ人やらせたり、『吹替』で遊んだりが結構楽しい。あと前半は原作のテイストにけっこう近かった。映画『テルマエ・ロマエ』 予告編 - YouTube