3巻まで読んでもいつの時代かわからない!実は現代なのかも、とも思えるが、スマホやPCはもちろん電化製品の気配すらないし、ステフがハンガリーからの亡命者らしいという設定から考えると第二次大戦前後という気もしてくる。どちらにせよ今後の展開でそこは明らかになるだろうけど、それだけ浮世離れして隔離された学園での同性恋愛の世界観に『トーマの心臓』的なノスタルジックな少女漫画の香りが感じられて良い。ステフも女性とは言え殆ど王子キャラだし。このまま美しさと風情を保って進んでいくだろうというのが、じれったくもあるけど面白いよ〜。