人体実験により驚異的な治癒能力と引き換えに醜い身体に変えられてしまった元傭兵ウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)は最愛のヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と生活しながらヒーロー、デッドプールとして活動する日々を送っていたが、ある事件を境に状況は一変、デッドプールは失意のどん底へ。そんな中、コロッサス、ネガソニック(ブリアナ・ヒルデブランド)らX-MENを通じて知り合ったミュータントの少年ラッセル(ジュリアン・デニソン)の命を狙って未来からマシーン人間ケーブル(ジョシュ・ブローリン)が現れる。
監督:デヴィッド・リーチ、製作、脚本:ライアン・レイノルズ、脚本、製作総指揮:レット・リース&ポール・ワーニック、撮影監督:ジョナサン・セラ、視覚効果スーパーバイザー:ダン・グラス、プロダクション・デザイナー:デヴィッ・ショイネマン、衣装デザイナー:カート・スワンソン、バート・ミューラー、編集:エリザベット・ロナルドティア、ダーク・ウェスターヴェルト、クレイグ・アルパート、音楽:タイラー・ベイツ。
前作に比べて露悪的で前のめり過ぎたギャグがスマートになって見やすくなっていたのに加え、要であるアクションの切れ味が格段に上がっていて楽しかった。
ふざけた姿勢を見せながらも実際には他のアメコミ作品よりかなり真面目に物語や他者との関係を考えて作ってあり、しかもそこをちゃんとギャグとして消化してちゃんと笑えるのも良かった。
あとネガソニック&ユキオ(忽那汐里)ペアが可愛い過ぎたのが個人的には一番ツボだった。