ミキ（門脇麦）は、かつて仲間たちのカリスマ的存在だったチワワ（吉田志織）がバラバラ死体となって東京湾で発見されたことを知り、彼女との思い出を追ってチワワの彼氏だったヨシダ（成田凌）やチワワの親友ユミ（玉城ティナ）、それにカツオ（寛一郎）やナガイ（村上虹郎）といった昔の仲間たちを訪ね歩く。そこでミキに分かったのは、刹那的な日々の思い出はあっても、チワワの本名や境遇はなにも知らないということだった。
監督・脚本：二宮健、原作：岡崎京子、撮影：相馬大輔、照明：佐藤浩太、美術：小泉博康、スタイリスト：前田勇弥。
凝った画面の連続で、こだわりと時間と労力に感嘆しつつ、MVならともかく映画で延々やられると疲れた。ちょっと『スプリング・ブレイカーズ』という映画を思い出した。あと原作の時代感と言えばそれまでかも知れないが、決め台詞がことごとくダサくて辛かった。玉城ティナは相変わらず可愛いくて良かったよ。
