yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

バレエ・メカニック (ハヤカワ文庫JA) / 津原泰水

    SF風味の幻想小説な序章から始まり、中盤は落ち着いた探偵小説のようになってわりと淡々と進むかと思いきや最終章でサイバーパンクなドSFに突入する濃厚さ。そこにSF的仕掛けを盛り込んだ凝った人称使いと流麗な文章が合わさって凄く楽しかった。津原泰水は始めて読んだけど、他のSFっぽい作品も読みたくなった。

 

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ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー (2018年・米)

    銀河帝国支配下の惑星コレリアのスラム街から脱出した若きハン・ソロオールデン・エアエンライク)はウーキー族のチューバッカ(ヨーナス・スオタモ)とともにサバイバル術に長けたならず者集団のリーダー、ベケットウディ・ハレルソン)の部下となる。そこで犯罪シンジケート、クリムゾン・ドーンの顔役ドライデン・ヴォス(ポール・ベタニー)の仕事を請け負うことになるが、ドライデンの副官はソロがコレリア脱出の際に離ればなれになってしまった恋人キーラ(エミリア・クラーク)だった。キーラの紹介で銀河一速い宇宙船ミレニアム・ファルコンを持つランド(ドナルド・クローヴァー)と手を組み、ドライデンの依頼を実行に移すソロだったが…。

監督:ロン・ハワード、キャラクター原案:ジョージ・ルーカス、脚本:ジョナサン・カスダン&ローレンス・カスダン、製作:キャスリーン・ケネディ、アリソン・シェアマー、サイモン・エマニュエル、製作総指揮:ローレンス・カスダン、ジェイソン・マクガドリン、フィル・ロードクリストファー・ミラー、撮影監督:ブラッドフォード・ヤング、プロダクションデザイン:ニール・ラモント、編集:ピエトロ・スカリア、衣装デザイン:グリン・ディロン、デヴィッド・グロスマン、視覚効果&アニメーション:インダストリアル・ライト&マジック、視覚効果スーパーバイザー:ロブ・ブレドウ、スペシャルクリーチャーエフェクツ:ニール・スキャンラン、音楽:ジョン・パウエル

 

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   敵地に潜入するに当たってドライデンが自分が依頼したのがバレたらマズいので部外者のハン・ソロ一行に行かせるという展開なのに、自分の片腕のキーラを同行させるとか意味がないやん!みたいな感じで全体的にストーリーがおかしなことになっているのだが、脚本が拙いのは本家からの伝統なのでとりあえず脇に置いとくとしても、本史と無理やり繋げてみたりとか、あわよくば続けるつもりなの?という下心とか要らんくないか、とは思った。

 

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    それなりに面白いしまた外伝やれば多分観るけど、作りたくて作るのじゃないベルトコンベア式に作られるSWでこのくらいのレベルならもう止めてくれても、という気がしないでもない、というのが率直な感想。何よりも一番納得いかないのが、ハン・ソロが普通に正義感溢れる男みたいになっているところで、終盤の見返りを求めない献身的な行動にはこの人一体誰?という気分になってしまった。オールデン・エアエンライクがかなり良かったのと、GOSのデナーリス(エミリア・クラーク)出ていたのにもったいなかったな。 

 

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『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』日本版予告 (2018年) - YouTube

 

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ヴェノム (2018年・米)

     ライフ財団のCEOカールトン・ドレイク(リズ・アーメット)は地球外生命体「シンビオート」を宇宙空間で極秘に採取し、人体実験を行っていた。その秘密に恋人アン(ミシェル・ウィリアムズ)の情報をもとに近づいたジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)はシンビオートに寄生されてしまう。強大な力と凶暴な意志を抱え込んだヴェノムとして生まれ変わったエディは、その力を狙うドレイクとの戦いに身を投じるのだった。

監督:ルーベン・フライシャー、脚本・原案:ジェフ・ピンクナー、スコット・ローゼンバーグ、脚本・製作総指揮:ケリー・マーセル、製作:アヴィ・アラッド、撮影:マシュー・リバティーク、美術:オリヴァー・ショール、編集:メリアン・ブランドン、アラン・ボームガーデン、視覚効果スーパーバイザー:ポール・フランクリン、音楽:ルードヴィッヒ・ヨーランソン。

 

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    凶悪さは全く無い、というかむしろ可愛いヴェノムだったが派手なCGとアクションで普通に楽しかった。ほとんど一人芝居なトム・ハーディも見ていて飽きない。しかし凄いことがもはや前提になっているCG表現とスタントアクションの過剰に加えて、世間の外れ者同士の連帯という展開も飽和状態の感は否めず。バイクアクションの映像美と迫力もCGの加算によって、逆に霞んで見えたし、これだけの巨大プロジェクトでトム・ハーディとヴェノムが外れ者だと言われても、あまり真に迫って来ないというのもあった。しかし鑑賞したのが亡くなった直後だったので、スタン・リー登場シーンにはグッと来た。

 

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『ヴェノム』予告編 (2018年) - YouTube

 

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犬ヶ島 (2018年・米)

    近未来の日本、メガ崎市で犬インフルエンザが大流行し、小林市長(野村訓市)と側近メイジャー・ドウモ(高山明)は犬たちをゴミ処理場の島「犬ヶ島」に隔離するが、市長の息子・少年アタリ(コーユー・ランキン)は愛犬スポッツ(リーブ・シュレイバー)を捜し出すため、ひとり犬ヶ島へ乗り込む。そこでアタリはチーフ(ブライアン・クランストン)、レックス(エドワード・ノートン)、キング(ボブ・バラバン)、ボス(ビル・マーレイ)、デューク(ジェフ・ゴールドブラム)の5匹の犬グループと出会い、ともにスポッツを探す旅に出るのだった。

監督・ストーリー・脚本・製作:ウェス・アンダーソン、原案:ロマン・コッポラジェイソン・シュワルツマン、原案・キャスティング:野村訓市、製作:スコット・ルーディンスティーヴン・レイルズ、ジェレミー・ドーソン撮影監督:トリスタン・オリヴァー、アニメーション監督:マーク・ウェアリング、音楽:アレクサンドル・デスプラ

 

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ウェス・アンダーソンがまたもや理想的な小宇宙を創出。今回もまたしても最高過ぎじゃないか…。箱庭的世界(しかも映画の波及力は軽くそこを超える)の完成形のような作品で、物語にもアニメの絵作りにもワクワクさせられるし、とにかく楽しかった。映画が世界観を作りだすものと定義するなら、ウェス・アンダーソンストップモーションアニメはうってつけの組み合わせだ。

 

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『犬ヶ島』日本オリジナル予告編 - YouTube

 

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斬、 (2018年・日)

    江戸時代末期。江戸近郊の農村で農家の手伝いをして食を得ていた浪人、都築杢之進(池松壮亮)は農家の娘ゆう(蒼井優)と淡い恋心を通わせ、その弟・市助(前田隆成)に剣術を教えながら静かに暮らしつつ、開国か否かに揺れる江戸へと出る機を伺っていた。そんな中、凄腕の浪人、澤村(塚本晋也)が村を訪れ、杢之進を江戸へと誘う。時を同じくして源田(中村達也)を頭とする無頼集団が村へ流れ着く。村に緊張が走る中、杢之進は剣術を極めんとする意志と人を斬ることへの恐れの狭間で苦悩するのだった…。

監督・脚本・撮影・編集・製作:塚本晋也、助監督・撮影:林啓史、美術:遠藤剛、殺陣:辻井啓伺、時代考証:大石学、特殊メイク・造形:陸田千春、音楽:石川忠、サウンド:北田雅也。

 

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    衝動と理性の二律背反の中でのたうち回る主人公や、メフィスト的な役どころの自身をナルシスティックに演出する辺りはいつも通りの塚本作品ながら、暴力衝動がどこか都市生活や日常からの脱出の契機となっていたような過去の作品と比べて暴力へと堕ちていく悲劇性がより強調されているかのような重心の置き所の変化が塚本作品を追ってきた観客としては興味深く面白かった。とはいえやはり塚本作品における暴力はどんなに陰惨でも、同時にどうしようもなくカタルシスに満ちていて、今作でも塚本晋也中村達也の対決が一番面白かった。久々に「野火」で登場した中村達也を連続して使うとは思わなかったが、人間味と暴力性を併せ持った達也の魅力が今作でも活かされていて、ファンとしては嬉しい限りだった。あと、石川忠との相乗効果による高揚感が見納めと思うとかなり寂しくもあった。

 

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映画『斬、』予告編 - YouTube

 

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メアリーの総て(2017年・英、ルクセンブルク、米)

    小説「フランケンシュタイン」を生み出したイギリスの作家メアリー・シェリーの伝記映画。19世紀イギリス、小説家を夢見る少女メアリー(エル・ファニング)は妻子ある詩人パーシー・シェリー(ダグラス・ブース)と出会い、義妹のクレア(ベル・パウリー)を連れて駆け落ちするが、様々な困難に直面する。そんな中でも詩人バイロン卿(トム・スターリッジ)との出会いなどを経て、彼女にしか書けない物語を紡いでいくのだった。

監督、追加脚本:ハイファ・アル=マンスール、脚本:エマ・ジェンセン、プロデューサー:エイミー・ベアー、アラン・モロニー、ルース・コーディ、撮影:デヴィッド・ウンガロ、編集:アレックス・マッキー、プロダクションデザイナー:パキー・スミス、衣装:カロリーヌ・クーネル、音楽:アメリア・ワーナー

 

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   この題材を映画にするには幻想味が薄すぎて作品自体は特に面白さを感じなかったけど元よりエル・ファニング目当てだったので、彼女のコスプレ劇としてそれなりに楽しんだ。それに加えて『ゲーム・オブ・スローンズ』のアリア嬢をやってたメイジー・ウィリアムズまでメアリーの友人役で登場してきたので、このまま2人でキャッキャやってくれればそれでいいと思えたよ(そうはなりませんでしたが)。

 

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【公式】『メアリーの総て』予告編 12.15公開 - YouTube

 

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2018年映画年間ベスト

   どんなに考えても、今年これがズバ抜けて最高だった、という気分になった映画が出てこなかったので、1位は無しにしようかとも思いましたが、とりあえず旧作でお茶を濁しました!去年もテレビアニメを1位にしたりして、こっちの感性がついて行っていない気もしてきたよ。

 

①恐怖の報酬[オリジナル完全版]

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http://yudutarou.hatenablog.com/entry/2018/12/31/%E6%81%90%E6%80%96%E3%81%AE%E5%A0%B1%E9%85%AC%EF%BC%BB%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%89%88%EF%BC%BD_%EF%BC%881977%E3%83%BB%E7%B1%B3%EF%BC%89

 

ミッション:インポッシブル フォールアウト

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悪女/AKUJO

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http://yudutarou.hatenablog.com/entry/2018/06/05/%E6%82%AA%E5%A5%B3%EF%BC%8FAKUJO%EF%BC%882017%E3%83%BB%E9%9F%93%EF%BC%89

 

パディントン2 

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http://yudutarou.hatenablog.com/entry/2018/09/30/%E3%83%91%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B32_%EF%BC%882017%E5%B9%B4%E3%83%BB%E8%8B%B1%E3%80%81%E4%BB%8F%EF%BC%89

 

⑤ヘレディタリー 継承

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http://yudutarou.hatenablog.com/entry/2018/12/31/%E3%83%98%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%BC_%E7%B6%99%E6%89%BF_%EF%BC%882018%E5%B9%B4%E3%83%BB%E7%B1%B3%EF%BC%89

 

リズと青い鳥

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アベンジャーズ インフィニティ・ウォー 

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http://yudutarou.hatenablog.com/entry/2018/08/14/%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA_%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC_%EF%BC%882018%E3%83%BB%E7%B1%B3

 

カメラを止めるな!

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ビューティフル・デイ

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犬ヶ島

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あー、今年も間に合わなかった。