yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

聖なる鹿殺し (2017・アイルランド、英)

    心臓外科医スティーブン(コリン・ファレル)は、妻の眼科医のアナ(ニコール・キッドマン)とキム(ラフィー・キャシディ)、ボブ(サニー・スリッチ)という二人の子供と郊外の豪邸で何不自由なく暮らしているように見えたが、彼は父親を亡くしているらしいマーティンという謎めいた少年と時折会ってはプレゼントを渡したりしていた。スティーブンはとある理由からマーティンに負い目を感じており、マーティンもまたその理由からスティーブンを追い詰めようとしていたのだった。やがてスティーブンは彼を家に招き入れ家族に紹介するが、それを機に子供たちが突然歩けなくなり這って移動するようになるなど家族に異変が起こり始める…。

監督、脚本、製作:ヨルゴス・ランティモス、脚本:エフティモス・フィリップ、撮影:ティミオス・バカタキス、編集:ヨルゴス・マブロプサリディス、音響:ジョニー・バーン、美術:ジェイド・ヒーリー、衣装:ナンシー・スタイナー。

 

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   物語の輪郭が見えてくるまでは曖昧な状況の中で淡々としつつも不穏過ぎる日常を繊細かつ緊張感に満ちた映像で紡いでいて美しかったが、物語が動き出すと人間の醜悪な内面を抉りだします的な安っぽさも明確に現れてきて、途端に退屈になった。しかし『トゥモローランド』のアテナ(ラフィー・キャシディ)か出ていて、「おっ」となったのはポイント高かったよ。

 

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映画『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』予告編 - YouTube

 

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寝ても覚めても (2018・日、仏)

   大阪から東京へと越してきた泉谷朝子(唐田えりか)はかつて運命的な出会いを経て恋人となったものの忽然と姿を消してしまった麦〈バク〉と瓜二つの丸子亮平(東出昌大)と知り合う。過去の傷から逃れるように亮平を避ける朝子だったがルームメイトのマヤ(山下リオ)や亮平の同僚・串橋(瀬戸康史)らとともに交流する中で段々と彼に惹かれていき、やがて2人は同棲を始める。優しく包み込むような亮平の愛情を得て満ち足りた毎日の筈だったが、行方知れずだった麦がモデルとして活躍していることを知り、彼女の心は揺れ始める…。

監督・脚本:濱口竜介、原作:柴崎友香、脚本:田中幸子、撮影:佐々木靖之、美術:布部雅人、編集:山崎梓、音楽:tofubeats

 

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   ざっくりまとめると清濁併せて人生です、みたいな話(?)なんだけど、その濁った方面、というか他者には理解し難い側面の人物描写にドキリとさせられ、居たたまれなくなるムズ痒さが快感だった。社会的、倫理的な正しさの枷に嵌められることなく自由に生きる主人公の姿を魅力的に突き付けてきて、世の中の様々な「~らしさ」にアンチテーゼを突き付けてくるようなエグさがあった。

 

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    情景描写も美しくて映画的な快感も味わえたし、役者も良かった。特に東出昌大の宇宙人ぶりは今作でも発揮されていて、朝子が最初に亮平と出会う場面では謎めいたバクの人格から温和な亮平という存在へと移行していく様が表情、立ち振る舞いからありありと感じられて鳥肌モノだった。あと山下リオが出ていたのも嬉しかったよ。

 

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映画『寝ても覚めても』90秒予告 - YouTube

 

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クレイジー・リッチ! (2018年・米)

   中国系だが生粋のニューヨーカーで経済学、ゲーム理論の教授であるレイチェル・チュウ(コンスタンス・ウー)は恋人ニック・ヤン(ヘンリー・ゴールディング)が親友コリン(クリス・パン)とアラミンタ(ソノヤ・ミズノ)の結婚式に出席するのに合わせて彼の故郷シンガポールへ誘われる。彼の出自に関して何も知らなかったレイチェルだったが、実はニックは大富豪の御曹司であり、シンガポールには驚愕のセレブ世界と二人の交際を認めない母親(ミシェル・ヨー)が待ち構えていた…。

監督:ジョン・M・チュウ、製作:ニーナ・ジェイコブソン、ブラッド・シンプソン、ジョン・ペノッティ、脚本:ピーター・チアレッリ、アデル・リム、原作、製作総指揮:ケビン・クワン、撮影:バーニャ・ツァーンユル、美術:ネルソン・コーツ、編集:マイロン・カースタイン、衣装:メアリー・フォークト、音楽:ブライアン・タイラー

 

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    日本のテレビドラマにもよくある展開のラブコメだが金持ち描写にとことん金をかけていて、それが面白い、のかなとは思ったもののあんまり興味無いから分からんかった。ハリウッドでそれをやった意義は別として、アジア系が主役のラブコメというのもこちらでは見慣れているしな…、というのもある。

 

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    主人公の友人ペク・リン(オークワフィナ)やその父親(ケン・チョン)のキャラクターでコメディ色を増強していたり、ニックの従姉アストリッド(ジェマ・チャン)が凄く綺麗だったりして、観ていて普通に楽しい映画ではあったんだけど、金持ち描写が妙に現実的なわりに相手役のキャラクターが非現実的なまでに完璧な人格者だったりする中途半端さも感じた。やるなら面堂家とか有閑倶楽部ぐらいやり過ぎて欲しかったな。

 

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映画『クレイジー・リッチ!』予告【HD】2018年9月28日(金)公開 - YouTube

 

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デッドプール2 (2018・米)

    人体実験により驚異的な治癒能力と引き換えに醜い身体に変えられてしまった元傭兵ウェイド・ウイルソンライアン・レイノルズ)は最愛のヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と生活しながらヒーロー、デッドプールとして活動する日々を送っていたが、ある事件を境に状況は一変、デッドプールは失意のどん底へ。そんな中、コロッサス、ネガソニックブリアナ・ヒルデブランド)らX-MENを通じて知り合ったミュータントの少年ラッセル(ジュリアン・デニソン)の命を狙って未来からマシーン人間ケーブル(ジョシュ・ブローリン)が現れる。

監督:デヴィッド・リーチ、製作、脚本:ライアン・レイノルズ、脚本、製作総指揮:レット・リース&ポール・ワーニック、撮影監督:ジョナサン・セラ、視覚効果スーパーバイザー:ダン・グラス、プロダクション・デザイナー:デヴィッ・ショイネマン、衣装デザイナー:カート・スワンソン、バート・ミューラー、編集:エリザベット・ロナルドティア、ダーク・ウェスターヴェルト、クレイグ・アルパート、音楽:タイラー・ベイツ

 

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    前作に比べて露悪的で前のめり過ぎたギャグがスマートになって見やすくなっていたのに加え、要であるアクションの切れ味が格段に上がっていて楽しかった。

 

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    ふざけた姿勢を見せながらも実際には他のアメコミ作品よりかなり真面目に物語や他者との関係を考えて作ってあり、しかもそこをちゃんとギャグとして消化してちゃんと笑えるのも良かった。

 

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    あとネガソニック&ユキオ(忽那汐里)ペアが可愛い過ぎたのが個人的には一番ツボだった。

 

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映画『デッドプール2』予告 - YouTube

 

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現代SF観光局(河出書房新社) / 大森望

   SF的なものが好きという気持ちと裏腹に全くその世界を追っていないし掘り下げてもいないので、最近の流れだけでもザックリ分かるかなと、ガイド本を読むような浅ましい動機もありつつ読んでみた。結局最近の傾向とかはあんまり頭に入って来なかったが、楽しげに紹介されている過去の作品が無性に読みたくなって積読が増えるだけな気もするがいくつかポチってしまった。やっぱり好きな事を好きに書いてる文章は読んでいて楽しい。

 

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SpiritFest / Anohito

    一曲目が歌詞も含めて予想を裏切るストレートなポップスで驚いた。あとはいつもの感じでしたが…(もちろん良いです)。

 

Spirit Fest: Anohito (Till The Gate) - YouTube 

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発売日  2018/9/5

収録楽曲

1. Anohito (Till The Gate) 

2. Fete De Depart 

3. Yuri's Zahn 

4. Look At The Colours 

5. Ueno The Future 

6. Takeda No Komoriuta 

7. Bye Bye

The Lemon Twigs / Go To School

   最初はちょっと懐古趣味も過ぎるだろうとか思ってしまったけど大風呂敷に見合ったクオリティの楽曲と音作りで、やっぱり凄いし楽しかった。

 

The Lemon Twigs - If You Give Enough - YouTube

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発売日   2018/9/7

収録楽曲

01. Never In My Arms, Always In My Heart 

02. The Student Becomes The Teacher 

03. Rock Dreams 

04. The Lesson 

05. Small Victories 

06. Wonderin’ Ways 

07. The Bully 

08. Lonely 

09. Queen of My School 

10. Never Know 

11. Born Wrong / Heart Song 

12. The Fire 

13. Home of a Heart (The Woods) 

14. This Is My Tree 

15. If You Give Enough

16.Go To School

17.Queen of My School (ALTERNATE VERSION)(bonus track)

18.LONELY(DEMO)(bonus track)