yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

気分はもう戦争3(だったかも知れない) / 矢作俊彦・大友克洋

   『気分はもう戦争』新作(正式には『気分はもう戦争3(だったかも知れない))やっと読めた!短い!しかし2年かかってるらしい…。新たなプロローグみたいだけど、続きを読める気はしないよ。でもイベントとして楽しかったです。ありがとうございます。

 

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↓お祭りらしく、ポストカードとポスター付いてた

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Yo La Tengo / Summer Sun(日本限定スプリット・カラー・ヴァイナル仕様/2枚組)

   レコードは(なるべく)買わないと誓ってたが、今回のカラーヴァイナル仕様は思わず買ってしまった。痛い出費ながらヨラの中でも一番好きなアルバムだし、休日にまったりと聴きたい(多分そんな時間は無いので大して聴かずに今年中に金欠時に売っ払うんだろうなーという予感だが)そんな作品。そして改めてやっぱりイイ!

 

Yo La Tengo - Today Is the Day - YouTube

 

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発売日  2019/1/25

収録楽曲

(2LP)

A1.Beach Party Tonight 

A2.Little Eyes 

A3.Nothing But You And Me  

B1.Season Of The Shark 

B2.Today Is The Day 

B3.Tiny Birds  

C1.How To Make A Baby Elephant Float 

C2.Georgia Vs. Yo La Tengo 

C3.Don’t Have To Be So Sad 

C4.Winter A-Go-Go  

D1.Moonrock Mambo 

D2.Let’s Be Still 

D3.Take Care

花澤香菜/KANA HANAZAWA live 2017 “Opportunity”

    ライブ仕様のホーンアレンジで色彩が増してより豊かになった音と花澤さんのキャラクターが素晴らしすぎる。ダサさを回避したフュージョンミュージック?夜中に感涙しながら見てしまった。待望のライブ音源CDが付いてたのも最高。

花澤香菜 - 雲に歌えば (Live 2017 Opportunity) - YouTube

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発売日  2017/9/27

収録楽曲

ディスク1(live Blu-ray

01 opening 

02 スウィンギング・ガール 

03 FRIENDS FOREVER 

04 滞空時間 

05 カレイドスコープ 

06 透明な女の子 

07 Opportunity 

08 ざらざら 

09 あたらしいうた  

10  星結ぶとき 

11  Marmalade Jam 

12  brilliant 

13  雲に歌えば 

14  FLOWER MARKET 

15  Seasons always change 

16  Blue Water 

17  Merry Go Round (EN) 

18  We Are So in Love (EN) 

19  Saturday Night Musical♪ (EN) 

20  恋する惑星 (EN) 

21  星空☆ディスティネーション (EN) 

22  ending

 

ディスク2 (live CD)

01 FRIENDS FOREVER 

02 透明な女の子 

03 あたらしいうた 

04 滞空時間 

05 FLOWER MARKET 

06 brilliant 

07 Night And Day 

08 マラソン

バベル17 (ハヤカワ文庫 SF) / サミュエル R.ディレイニー著・岡部宏之訳

    言語をSF的に掘り下げると思いきやそんな事もなく、風呂敷がでかい割には小さな世界で物事が完結していくなど物語としては微妙な感じだが、「ダールグレン」や中短篇集で味わえる奇妙なガジェット、変態性というディレイニー作品の面白味が加わったスペースオペラとして楽しかった。

 

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BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF' ~JAPAN EDITION~ 2019.2.17福岡 ヤフオク!ドーム

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   BTSヤフオクドーム。今日も凄い人。これはもう祭り。

 

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   しかし物販は昨日に比べるとと列も少なく、特に入場開始が始まるとかなり減って、娘と並んでみたら買えちゃったりしたぐらい。昨日8時間並んでやっと色々買ったので、それはそれでショックだが、昨日しか買えなかったものもあったし…と何とか自分たちを慰めるが、わりとラップラインのグッズは残ってたんよね…(ちなみにうちの家族は娘ユンギ、奥さんホビ、僕はナムさんが好き)。

 

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    で、いよいよ会場に入る。座席は一塁側スタンドの52列目と、肉眼ではメンバーの表情はおろか誰がどこにいるのかもよく分からんかったりしたのだが、迫力は充分伝わるし、とにかく楽しくて最高。冒頭から『IDOL』でテンションマックスだし、『Seesaw』では真剣に見つめる娘の姿に、憧れのユンギに会えて良かったね〜と感涙。『RUN』とかでは、もっと観客が飛び跳ねたらいいのにな、とは思ったけど、ロックコンサートじゃないからな。あとテテが新曲のソロ曲を少し歌って、曲中に入ってる雪を踏みしめる音とかは(多分岩井俊二の)『LOVE LETTER』からのインスパイアだと言ってて、岩井俊二、僕も好きだよー、と嬉しくなった。あとはナムさんがMCでサービスのつもりで大阪弁喋ってしまってテヘペロ表情してたのがツボだったよ。

 

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↑アイドルコンサートに欠かせない掛け声のカンニングペーパー、奥さんに作ってもらった。

 

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     というわけで日本ツアー最終日、BTS最高だったー!まさか自分がうちわをもってコンサートをみて、しかもそれがこんなに楽しいなんてね、びっくりだよ。さて明日からはもう仕事。日常モード頑張ろう…。

BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF' ~JAPAN EDITION~ 2019.2.17福岡 ヤフオク!ドーム (に行き着くまで)

    そもそもBTSにハマったのはごく最近で、K-POP自体、少女時代で盛り上がって以降はほとんど追うことも無くなっていたんだけど小学生の娘がダンススクールに通う同級生たちの影響でtwiceやBLACKPINKに興味を持ち始め、そこからBTSにハマってたので、試しに最新作のCD『Love Yourself 結 'Answer': BTS Vol.4』を買ってあげたら、これが最高で、こっちもドップリとハマってしまった。そして曲自体カッコいいんだけど、パフォーマンスも最高な上にびっくりするほど頻繁に更新される動画も楽しくてさらに沼に落ち込んでしまったという流れ…。

 

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    で、2018年11月、そんなBTSが来年福岡でライブする!ということでゆるっとチケット探そうとするとすでにチケットは完売。人気ぶりを目の当たりにするとともにガッカリとうなだれていたのだった…。

 

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    しかし2018年12月、2月17日の日本ツアー最終日、福岡ヤフオクドーム公演が全国劇場でライブビューイングされるというじゃないか!せめてそれだけでも行きたい!と家族で盛り上がってファンクラブ先行受付(この時点でとりあえず娘は僕のクレカで入会してました)をするも落選、またもやガックリと肩を落とすのだった…。

 

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    そんな中、年末はMAMAとか何たら歌謡祭でBTSのライブを見まくって、いつの間にかうちの奥さんもARMYになったりしつつ、年を越し、1月9日のライブビューイングチケット一般先行発売に家族4人分でエントリーで再チャレンジ、見事チケットをゲットしたのだった。それはそれで浮かれてはいたんだけど、しかし、やっぱり生で見たい!という気持ちは収まらない…。

 

BTS_INTRO + Anpanman│2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN 181212 - YouTube

 

   もちろんローチケのサイトを見ればドーム公演のチケットはとっくにソールドアウトなんだけど、名古屋公演では発売期間終了のタイミングでキャンセル分やステージ設置状況による座席解放で幾らかの追加発売が行われたらしく、可能性がゼロではない、というのをくるみっこさんのブログで知って、僅かな希望を信じつつ迎えた公演日直前の2月15日16時、ローチケのサイトで追加発売が!!僕も奥さんも当然仕事の真っ只中だったが全てをほっぽり出してサイトへアクセス&決死の申し込み!途中奥さんと互いに取れた取れないの連絡を取り合いながらその通知がサイトアクセスの邪魔になると互いを罵倒しつつも何度もチャレンジ、結果それぞれ2月17日のチケットを2枚ずつ、計4枚をゲットしたのだった。かなり興奮した。ていうかホントくるみっこさんに感謝だったよ。もちろん報告を聞いた小5の娘もテンション上がりまくりだったらしい。

 

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くるみっこの書いた記事 | くるみっこ

 

    で、その日、いつも通り深夜に仕事を終えて帰宅、2時間ばかり仮眠をとって夜中の3時過ぎ、早めに就寝して備えていた娘とともに福岡ドームへと向かう。娘のたっての希望で、チケットが取れる取れない不明の時から夜中に並んでコンサートグッズをゲットする計画を立てていたのだが、到着してみると、まだ夜も明けない4時の時点ですでに長蛇の列…。さっき仕事終わって寝たばかりの気分なのに、すでに娘とドームでBTSの物販列に並んでる非現実感に包まれつつ地獄開始。

 

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   物販開始の9時までは5時間ほど。最初は皆大人しく座っていて、冬の寒さの中、なんとかいけるかな、と思ったのもつかの間、一体どういうメカニズムなのか6時ぐらいに列が動き出し、遮蔽物のない場所に移動、福岡ドーム百道浜に沿って建ってるので、海からの風がビュービュー吹いてきて本気で凍死するかと思った。ちょっと席を離れてドーム内のローソンに入ってみるがカイロなどは全て売り切れ、物販列はさながら難民キャンプの様相を呈してきた。

 

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   そんな中、後ろに並んでた外国からの(多分アメリカ人)女の子二人組が娘にカイロくれたりという、ちょっとした交流もありつつ7時過ぎにまたもや列が動き出す。トイレやコンビニに行ってた人たちは置いてけぼりで呆気にとられるぐらいに動き出しが突然で、地面に荷物を置いていた人たちは荷物が波に呑まれて悲惨なことに。親切にしてくれた外国の二人組もどこへやら、列の並びもぐちゃぐちゃになって、すし詰め状態の人の固まりが列になっているというカオスに。僕はとにかく娘だけは無事に帰さないと、という気持ちしか無くなっていたが、娘は離脱する気全く無し、必ず推しのユンギグッズをコンプリートするという気合いでやってた。

 

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↑これは助かりました

 
   スマホを扱うのもままならず、人に挟まれて何とか立っているという状態の中、遠くでザワザワという音が聞こえたあと、地鳴りのようなものが近づいてきて突如後ろから前方への圧力がかかって列が少しだけ前へ進み、そのあと揺り戻しでまた後ろへ下がるという一歩進んで半歩下がるようなことが繰り返され、その度に圧死の恐怖が頭をよぎる。

 

   一度などは凄い勢いで列が進み、前方から「ブイが!」「テテがいた!」などという言葉が飛び交い(もちろんデマ)、順番もさらにぐちゃぐちゃになるというパニックが発生したりもして、僕と娘もホントにこの先に物販があるのか不安に陥ったりもしたが、そうこうしているうちに何とか9時の物販開始時間を迎え、陽も昇って凍死も回避、とはいえそれから物販テントに辿り着くまでさらに3時間を要したけどね…。

 

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    そんなこんなで8時間、凍死、圧死、色々な危機を乗り越えて目標達成!残念ながらTシャツとか一部のグッズは売り切れで買えなかったけど、最後はこの日の公演に来てたママ友&娘さんの分までグッズを買ってあげられたので、良かったよ。

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↓娘との血、汗、涙の戦利品。2人とも意識飛んでたので、後先考えずに金を投入してしまった。

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   で、帰宅。仮眠とって奥さんと青葉市子のライブを観に行き、もつ鍋食って明日に備える。明日は保護者ではなく、いちARMYとして参加する!と決意を新たにするのだった。

 

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バレエ・メカニック (ハヤカワ文庫JA) / 津原泰水

    SF風味の幻想小説な序章から始まり、中盤は落ち着いた探偵小説のようになってわりと淡々と進むかと思いきや最終章でサイバーパンクなドSFに突入する濃厚さ。そこにSF的仕掛けを盛り込んだ凝った人称使いと流麗な文章が合わさって凄く楽しかった。津原泰水は始めて読んだけど、他のSFっぽい作品も読みたくなった。

 

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