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yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

アバウト・タイム 愛おしい時間について (2013)

映画(TV、ソフトなど)
    英国コーンウォールに住む青年ティム(ドーナル・グリーソン)は、21歳になるとタイムトラベル能力を発動する家系であることを父親(ビル・ナイ)から教えられ、実際にその力を使えるようになる。やがてロンドンで一人暮らしを始めたティムはメアリー(レイチェル・マクアダムス)という魅力的な女性に出会い恋に落ちるが、知人の危機を救う為に行ったタイムリープによって世界が改変し、出会いそのものが無かったことになってしまう。再びタイムリープを行い、メアリーとの出会いをやり直すティムだったが…。監督、脚本リチャード・カーティス、撮影ジョン・ガレセリアン。

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    タイムリープのルールがいまいち不明で主人公のティムや父親もルールを細かに解析せず、その能力で何をやるかについてのみ真剣に考えているので、妹の事故のエピソードなどバタフライエフェクト的な面白さは多少あるもののタイムパラドックス云々を考えて楽しむタイプの作品ではないところが物足りなかったり、能力を持った人間の優越性がその他の人物を結果的に貶めてしまっている構造になっているのは気になったが、SFと考えなければ問題無く楽しめた。

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    物語は青春の悩みを人並みに抱えているものの恵まれた家庭環境と安定した仕事を持った主人公の青年ティムが、繰り返す時間の中で人生の場面ひとつひとつを掛け替えのないものとして感じていくという邦題通りのもので、描き方によってはかなりどうでもいい映画になるところだが、父親役のビル・ナイの飄々とした佇まいや妹キットカット(リディア・ウィルソン)の、内面に葛藤を抱えた上での天真爛漫で魅力的なキャラクター像などティムを取り巻く登場人物が皆いい味出していて嫌味を感じずに楽しめた。さらに冒頭のカウントダウンパーティではt.A.T.u.〜キラーズでノスタルジィ疾走、終盤ここぞというところではニック・ケイヴを流すなど選曲が素晴らしかったり、ヒロイン・メアリーの胸キュン登場シーンなどいちいちツボにハマる要素満載でただの甘ったるい恋愛映画ではなかった。ティムの故郷コーンウェルの風景やロンドンの街並みの美しさも映画を味わい深くしていたし、映画全体のムードが上向きなのも気持ちが良かった。

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