2人のメロディメイカーとしての才能と、互いの親密さと違いというような関係性が浮かんでくるような楽曲とブックレットで、企画モノとしても単体作品としても楽しめた。
[MV] 이랑 イ・ラン 시바타사토코 柴田聡子 - Run Away - YouTube
発売日 2019/2/7
収録楽曲
1. 鏡だったら
2. 그아무런길
3. Run Away
4. 바보깔때기
5. おなかいっぱ~いです
6. Run Away(piano version)
2人のメロディメイカーとしての才能と、互いの親密さと違いというような関係性が浮かんでくるような楽曲とブックレットで、企画モノとしても単体作品としても楽しめた。
[MV] 이랑 イ・ラン 시바타사토코 柴田聡子 - Run Away - YouTube
発売日 2019/2/7
収録楽曲
1. 鏡だったら
2. 그아무런길
3. Run Away
4. 바보깔때기
5. おなかいっぱ~いです
6. Run Away(piano version)
恋が成就したら終わりなラブコメの宿命を負って終盤はわりと同じ周回軌道を回っていくのかな、というムードが漂い出したところで非現実キャラたちがページを埋め尽くすこの作品ならではの盛り上がりとキャラが文字通り疾走していく熱量で大団円に突入、終わってしまうのは寂しいが長編作品が気持ち良く綺麗に閉じてくれたのは良かった。
表題作をはじめとして、SFプラス恋愛青春モノ(ただし恋愛対象の女性は美少女に限る)という日本で受けそうな要素の短編が多く収録されていて、その要素が濃い作品ほど甘酸っぱくて面白く読めたのだけど、日本のアニメにありがちな女性の神聖化というかロリータ志向の気持ち悪い部分の源流のようなものも感じて、作品自体の出来とは別にちょっとイヤな感じも残ってしまったのは半世紀近くも前の作品だから仕方ないか。
ヴィジョンアカデミーの生徒マイルス・モラレス(シャメイク・ムーア)はひょんなことからスパイダーマンの能力を獲得し、死んでしまったヒーローの後釜を担うことに。そして闇社会を牛耳るキングピン(リーヴ・シュレイバー)によって時空が歪められたことで混乱した街を救う為、様々な時空から集まったスパイダーマンたち、すなわちピーター・B・パーカー(ジェイク・ジョンソン)、スパイダー・グウェン(ヘイリー・スタインフェルド)、スパイダーマン・ノワール(ニコラス・ケイジ)、スパイダーハム(ジョン・ムレイニー)、ペニー・パーカー(キヨコ・グレン)とSP//drとともにヒーローとして立ち上がる。
監督:ボブ・ペルシケッテイ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン、製作:クリストファー・ミラー、脚本:フィル・ロードandロドニー・ロスマン、ストーリー:フィル・ロード、音楽:ダニエル・ペンバートン、編集:ロバート・フィッシャー・Jr、プロダクションデザイナー:ジャスティン・K・トンプソン、視覚効果スーパーバイザー:ダニー・ディミアン、アートディレクター:ディーン・ゴードン、パトリック・オキーフ、キャラクターデザイナー:シユン・キム、キャラクターアニメーション統括:ジョシュ・ベヴァリッジ。
型通りの物語なのにアニメのフォーマットを作品の面白さとしてとことん活用していて、音楽との相乗効果もバッチリ、とにかく楽しかった。
先鋭的な表現もさることながら日本の萌え系を完全に取り込んでしまってたこともけっこう驚きで、日本アニメをトレースしたペニー・パーカーのキャラのみならず、ヒロインのグウェンもかなり日本アニメの美少女キャラの要素を取り入れて成立していて、その上で本来のカートゥーン的な動きを進化させたアニメーションで駆動させるというハイレベルな仕上がり。素直に凄いと思った。
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』予告3(3/8全国公開) - YouTube