yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

T2 トレインスポッティング (2017・英)

    スコットランドエジンバラで底辺のジャンキー生活を送っていたマーク・レントンユアン・マクレガー)は闇取引で得た大金を、3人の仲間を裏切って持ち逃げ、アムステルダムで人生の新たなスタートを切った。そして20年後、結局生活に行き詰まったレントンは故郷へと戻り、かつての仲間を訪ね歩く。重度のジャンキーだったスパッド(ユエン・ブレムナー)は相変わらずヤク漬け。そしてシックボーイことサイモン(ジョニー・リー・ミラー)は細々とパブを経営しつつブルガリア美女のベロニカ(アンジェラ・ネディヤコバ)と組んで強請りや恐喝で金を稼ぎ、風俗店の立ち上げを目論んでいた。サイモンと和解したレントンはその立ち上げに参加するが、レントンへの恨みを忘れなていない仲間の最後の1人、凶暴なベグビー(ロバート・カーライル)が刑務所から脱走、再び町へ戻ってきて…。
監督:ダニー・ボイル、脚本:ジョン・ホッジ、原作:アーヴィン・ウェルシュ、撮影:アンソニー・ドッド・マントル、編集:ジョン・ハリス、プロダクションデザイン:マーク・ティルズレイ、パトリック・ロルフ、音楽:リック・スミス、衣装デザイン:レイチェル・フレミング、スティーヴン・ノーブル。

 

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    世代的にはドンピシャだし、ブリットポップにもハマっていたのに何故かスルーしていて前作を観たのは多分3、4年前…。リアルタイムで観ていたら今作への感慨も倍増してたかも。風景の変容、時代の変化を見られるのは面白いし見せ方も上手く登場人物達と一体化して観客も同時に20年前の空気を吸える演出は多分前作に思い入れがある観客も納得の作り方だと思った。

 

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    ただ風俗描写と同時に犯罪映画の醍醐味とドラッギーな映像を堪能させてくれた前作と比べるとノスタルジーを満たす要素が強くて、新しさ、強烈さは無い。今回の劇伴も良いのだけど前作での時代と合致した破壊力は持っていないのは仕方ないか。

 

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    トイレの使い方など笑いとノスタルジーを同時に満たす部分は面白くて、トイレでレントンとベグビーが偶然に隣同士の個室に入る場面からベグビーがブレードランナーのロイというかシャイニングのお父さんと化していく悪ノリ具合も楽しかった。それで結局殺伐になり過ぎずに終わっていくのも同窓会映画としては良かったのかな。

 

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映画『T2 トレインスポッティング』 予告 - YouTube

 

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