音楽
高揚感とともに適度にノスタルジーを刺激される音の連なりとアートワークも含めたトータルな世界観の完成度。気持ちいい。 DÉ DÉ MOUSE / get you back MV -α version- - YouTube 発売日 2017/4/12 収録楽曲1.get you back 2.face to face 3.bent 4.dream yo…
これまで以上にコンパクトでポップな曲が詰まった作品で、ちょっとスタカンを思わせる曲があったりもする。あまりにもスッキリし過ぎて物足りないぐらいだけど、それが繰り返し聴くのに丁度いい具合のアルバムに仕上がっていた。 LAKE – Magazine (official)…
日系アメリカ人がやってるドイツのバンドという掴みで購入してしまったけど、ちょっとThrillsを彷彿とさせるようなサンシャインポップで、当たりだった。ツボを突きまくったアレンジとちょっと頼りないボーカルがいい具合。 Friedrich Sunlight - Sommer Sam…
デラックス版はほんとにもう買わないと心に誓い、実際レディオヘッドに関してもアムニージアックまでのデラックス版は売っ払ってたんだけど、今回は20年待ち望んでいた「Lift」が収録されてしまったので思わず購入。「Lift」と「I Promise」「Man Of War」と…
感情をそのままにアコギで弾き語ったシンプルな作りのようで、繊細なアレンジでピアノなどを織り込んだ緻密さ。その上で喪失の感情を物語にすることなくそのまま音楽にしてあって、一度聴きだすとその世界に深く入り込んでしまうような、喪失を再生や癒しの…
テンション高く過ぎて疲れるのであんまり繰り返し聴けない感じなんだけど、好きな系統のバンドだった。ニューウェーブっぽいけど熱いロックバンドでもある、という。面白い。 CHAI「sayonara complex」 - YouTube 発売日 2017/4/26 収録楽曲1. Sound & Stoma…
アラーキーか南部ちゃんみたいな見た目の人が二枚目風にラップしてるMVのインパクトで思わず購入したけど超有名なメジャーアーティストだった…。一聴して超スムースで気持ち良い感じだったのだけど、アルバムでもそこは通底しつつ実はけっこうシリアス。後半…
別にそんなに思い入れは無いのに久々の新譜だ〜とか思って購入してしまったが、聴くほどにどんどん脳内年齢が下がっていくテンションの高さ。しかもちゃんと練られたアレンジで飽きない。良かった。 At The Drive In - Hostage Stamps (Official Music Video…
前半ポップで後半ぐにゃぐにゃになっていく展開はこれまでと同じながらプロデューサーのショーン・レノンの貢献なのか後半もメロディはクッキリしていて飽きない。個人的には"Crystal Night"が名曲過ぎると思った。あと息子プロデュースで"It Won't Be Lo…
個性的な面子を外部から集めてビジュアルも音楽性もガラリと更新、音楽性というより方法論がBowie的でホントにBowieが好きなんだろうなという感じ。そして方向的にはドレスコーズ版ヤング・アメリカンズといったところ。ギター・ハヤシ(POLYSICS)、ベース…
黒さとJ-POP感が絶妙なバランス。M1での丁度いい下世話さがいいなー、と思ったらいしわたり淳治プロデュース、M6で間奏気持ちいい、というよりGREAT3みたいだと思ったらカーリー・ジラフのプロデュースと、いちいち人選も納得。 Awesome City Club – 青春の…
どこか懐かしも感じさせる普遍的で美しいメロディーと緻密なアレンジの楽曲を本業がドラマーだとは思えない美声で彩るゴージャスかつ親密な独特のチェンバーポップ。最高だった。 Ki-No-Oku Manabu Sakata Trailer Long ver. (not final mix, not mastered) …
個人的には非の打ち所が無かデス。とにかくモダンなのに今時のメロウなムードに逃げないサウンドと乾いた響きのドラムが全編カッコ良すぎる。「渋谷トゥナイト!」とか歌って思わず鈴木雅之か!とツッコミ入れたくなるような歌詞も含めて大好きです。 Spoon …
一聴すると普通に趣味の良さそうなインディバンドだけどフレーズの詰め込まれたギターが妙に歪で気持ち良くなってくる。良かった。 接近!UFOズ - とんぼ返り - YouTube 発売日 2017/2/22 収録楽曲1. トンビ、回る 2. まるい水槽 3. 雲の通り道 4. とんぼ…
シングル良かったのでこれは…とかなり期待が膨らんでいたけど、アルバムはわりといつもの感じ。ギターかっこいい。緩やかな曲では叙情的なメロディーを聴かせてくれるが、ハードな曲になるとメロディーが鼻歌みたいで、アクロバティックなギターをかき鳴らし…
パンクからUSオルタナ、ブリットポップまで、あらゆるギターロックからポップで明るい要素だけを集めて更には50's/60'sテイストも混ぜ合わせたような楽曲が並んでいて、節操も新鮮味も無いけどひたすらアッパーで景気付けには良かった。でも個人的にはボーカ…
凄くフツーにいかにもひと昔前のUKなバンド。中心メンバーがジョニー・マーの息子という情報が無かったら聴くことなかったかも、とは思うけど、そのフツーさが逆にけっこう新鮮で、曲も良いので結局わりと聴いてる。ちなみに4曲目の出だし以外はスミスっぽ…
前作好きだったし評判も良いしで期待値上げ過ぎて聴き始めたら、いきなりアントニー&ザ・ジョンソンズみたいな曲で始まって、何だこれはと思っているとイマドキのR&B調に裏声とヴォコーダーで延々と終わった恋に関する失意を歌い上げ続けて、最後はそこから…
聴き始めはエレポップやめてR&Bになっちゃたのかとガッカリ気味だったけど、聴き進めていくと段々と軽やかな電子音で遊んでる感じを端々に発見出来て、魅力のポップなメロディーも抑制しつつもちゃんと健在で、結局沁みるし楽しい傑作という結論。 Neon Bunn…
最高です。既出シングルの3曲はどれも良かったものの、北川勝利、山崎ゆかり、秦基博それぞれの個性が色濃く出た楽曲だったので、これらがひとつのアルバムに入ってくるイメージは浮かびにくかったけど、結果としてそれらも溶け込んでトータルとしての完成…
ベスト盤、しかも再録によるものなど普通のバンドだったら全く興味か湧かないアイテムだが、ポリは例外だった。オリジナル収録時とバンドのラインナップが変わってたりすることもあるが、全ての曲が怒涛のライブの積み重ねによってビルドアップされ続けてい…
テニスコーツさやとディアフーフさとみによるユニットの2作目。そのうちゆっくり聴こうと思っていたらまたまたテニスコーツの新譜が出てしまうのでちゃんと聴いてみた。一聴ゆるそうでいて実は尖っている両本体と違ってほんとにゆるいが、本体の要素が出てく…
作曲の秦基博は「ドラえもん」と「言の葉の庭」の曲ぐらいしか知らなかったんだけど、素直にいい曲だなーと思った。花澤さんの歌詞もまた良かったし、相変わらずカップリング含めてハズレ曲が無く、チーム花澤のセンス最強だな〜とまたもや思い知らされたよ…
ボーカルの人変わってるけど、前の人よりキャラが薄くてグイグイ前に出てこない感じがゴシックな世界観に合ってる気がする。ジャケットも良かったし、暗黒パフュームみたいで好きだ。 Crystal Castles - Concrete - YouTube
今作もほとんどギターと声だけだが、今までにも増して深みのある音像が拡がっていて、とにかく圧巻。随所に青葉市子節のメロディが溢れていて、インスト曲も含めたアルバムのトータルな完成度も過去最高(な気がする)。 青葉市子 - ゆさぎ マホロボシヤ MUS…
売りに出したCDの査定も出てないのに買ってしまった。各作品を集めてボックスにしたというよりは独立した別個の作品としてデザインされていて、全アルバムの代替品としては考えないほうがいいかもだが、初期2作のリマスターやDVDも感涙もので値段分以上に満…
曲によってはフランク・ブラックのソロみたいな楽曲もあって、それでもちゃんとこのバンドでやるとピクシーズになってた。ピクシーズらしくという縛りから解放されたようなアルバムで、過去作と比較するようなものでなく、新たなバンドとして聴ける作品なの…
LAKEも参加してよりポップに開かれた冒頭の『悪魔の歌』から最高で(私的で生々しいソロアルバムのバージョンも良かったんだけど)、全体としても凄く親密でパーソナルな肌触りなのに普遍的。かえるさんのスキャットなどゲストの鳴らす音も作品に絶妙なスパ…
ベンジーがまさかの中尾憲太郎とバンドなんて!とは言え曲はいつもの感じ。しかし軽快で変態なギタープレイがいつに無く全曲で炸裂していて良かった。 浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS "Messenger Boy" (Official Music Video) - YouTube
ジャケ買い。期待したのはスミス直系のギターポップ、但し女性ボーカルに限る、というところで、アルバム冒頭からイメージ通りの軽やかなイイ曲が続いて、毒気は無いけどけっこういいかも…、と思いきや段々とカッコつけた唄い方の男ボーカルが幅を利かせてガ…