アメイジング・スパイダーマン
アクションはもちろん学園物家族物など色々やろうとしていて、どれもそこそこ面白いが中途半端になっていて勿体ない。というのも誰もが知ってるスパイダーマンをまた一から説明する段から始めなきゃならないからだが。しかしその中途半端さはあまりに酷く、これでは単に主役が全部悪いだけにしか見えない。続編含めて成長譚を完成させるつもりかも知れないが。とはいえ折角のエマ・ストーンをもう少しビバヒルもどきの学園ドラマで見せて欲しかった。あと、「あえて語らずに答えを推し量らせてるんだよ」とドヤ顔されてるような編集が多用されていてストレス感じたが、監督は『500日のサマー』の人だった。やはり苦手だ。あとアクションがあまりにもCG然としていて燃えられない。しかしブツブツ言いつつわざわざ夜中に目覚めて呟くぐらい楽しんでるし、軽薄な感じもそれはそれで良かった。どうしてもサム・ライミ版と比較しちゃうからいけんのだな。続編はちゃんと劇場で観よ…。
