yudutarouログ

Twitter(ID:yudutarou)で観た映画を確認しようとしたら非常に面倒だったので、メモになるつぶやき(主に映画とか音楽)を移植。なので2014年まで時系列バラバラ。

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ケオマ・ザ・リベンジャー

珍品ながら楽しかった。アクションシーンでのスローモーション、幻想的な演出、フランコ・ネロなのにインディアン?という設定。全てがズレてるんだけど妙味あり。そしてサントラが普通にかっこ良かった。Keoma - Theatrical Trailer - YouTubekeoma music …

SUPER 8/スーパーエイト

映画のネタに関するdisを耳にしてたけど、作りは丁寧だし中盤までは本人以上にスピルバーグ感あって面白い。エル・ファニングも流石ダコタの妹でSF似合うし。余韻ブツ切りのエンドクレジットだけが残念なぐらい。映画 SUPER 8 Trailer 予告編 - YouTube

わが恋は燃えぬ

溝口健二×新藤兼人。これと言った見所は発見出来なかったが、裏の主人公、千代の視点で見ると結構壮絶でドラマティック。半世紀以上前の作品なのにテーマが色褪せてないのが悲しい。ラストは唐突だが、それで締まった形になっているのは新藤兼人が上手とい…

ヒプノスの回廊―グイン・サーガ外伝〈22〉 (ハヤカワ文庫JA)/栗本 薫

正式な栗本薫名義としては最後のグイン。なので寝かせていたけど遂に読んでしまった。しかしグインじゃない短編二つも入ってるよ…。表題作はグインの謎をかなり明かしていて最後に相応しい短編とも言えるが、外伝で主人公の謎解きするのはどうかという気分…

ウクレレ PAITITI THE MOVIE

ウクレレ買おうかなって気になるぐらい楽しい感じが伝わってくる。演技していない洞口依子がたくさん見れるし、またPAITITIを聴きたくなる。ウクレレ PAITITI THE MOVIE:予告編 - YouTubePAITITI / Picnic - YouTube

ラウンド・ミッドナイト

パリとNYのジャズシーンの情景を、フランス人の少し引いた視点で捉えていて、おかげで当時をタイムマシンで覗き見ているような感覚で黄金時代終焉のノスタルジックを味わえた。 主人公デールのモデルはバド・パウエルとのことだが、今の目で観れば演じるデ…

いま集合的無意識を、 (ハヤカワ文庫JA)/神林 長平

文庫でまとまったことで深井零と作者が繋がって見えて面白かった。神林作品はキャラは立っていてもどこか突き放した描き方で、作者自身を感じることはあまりなかったけど変化してきたのか。でも「ぼくのマシン」はもう10年も前だから「いま集合的無意識を、…

フェーズ6

ゾンビの出ないゾンビ映画調の映画。ザラついた画面は最初オッと思わせるがキャラの作りや展開が連続ドラマ的安っぽさで、これならゾンビでも出てこないと退屈だし、もう少し捻って作ってくれないと子供が死んじゃう物語は観てられない。映画『フェーズ6』…

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

PART1と同様の感触で好き。スネイプ先生のエモーショナルな物語をお涙頂戴になりすぎず語っていて、あとからジワりと来る感じがいい。アラン・リックマン好きとしてたまらない作り。駆け足な展開も許容範囲。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』予告編 -…

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

近作も原作も未見で観たら物語の細部は殆ど分からなかった。作り手も特に分からせようとはしていない。物語の説明に終始させずダークな雰囲気と魔法の映像化に特化して作っていた。正解だと思う。楽しかった。映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』本予…

燃えよドラゴン

基本いまだにアンパンマンしか言わないボンヤリした長男がリーの怪鳥音に反応。だーっの掛け声とともにハイキック(のつもりのローキック)を繰り出し始めた。ブルース・リーは偉大だ。燃えよドラゴン オープニング - YouTube

ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)/夢野 久作

やっぱり好きだ。しかし角川文庫版に関しては 、天野喜孝は好きだけど、装丁は昔の文庫のほうが断然合ってたし、一巻本こそ相応しいと思うのでいずれ買い直したいと思う。

GANTZ 34 (ヤングジャンプコミックス)/奥 浩哉

もはやマンガじゃななってきてる。ヴィジュアルブック。大判サイズじゃないと堪能できないんじゃないか?

マイティ・ソー

エンドロール観るまでヒロインがナタリーポートマンだったのに気づかなかった。主役の俳優はかなり男前。浅野忠信も男前。ロキ役の人もかなりいい。マーベル映画を楽しむ為に義務として観るぐらいな映画だが、イケメン堪能という付加価値はあった。『マイテ…

狂気の行方

リンチ製作×ヘルツォーク監督×デフォーという濃すぎるメンツ結集。当然音と映像のクオリティ高くて面白描写も盛り沢山の楽しい映画だったが、濃いメンツの割には映画自体は予想よりアッサリ風味で肩の力抜けた味わい。濁流の描写がえらく力入ってて、これ撮…

L.A. ギャング ストーリー

暴力の連鎖や、正義とは何かというテーマに踏み込むと見せかけて全然そんなことは無く、ひたすらジョシュ・ブローリンとショーン・ペンが暴れ回る映画だった。 最後の対決に至るまでの単純さや、暴力で打ち勝てばOKという幕切れは、これがリアルなギャング…

新・平家物語

当然ながらCGではない圧倒的な物量と美術、それに加えて世界観に相応しいカメラの動きと長回しでじっくり観せてくれた。清盛役の市川雷蔵は眠狂四郎のイメージからするとぼんやりした顔に見えたが、映画には合っていたかも。それにしてもデジタルリマスター…

瞬(まばた)きよりも速く〔新装版〕 (ハヤカワ文庫SF)/レイ ブラッドベリ

後期の作品集だからかSF的意匠は少なめでノスタルジックでロマンチックな趣きの短編が並ぶ。文章も面白いし味わいもあるけど、個人的には突飛なSFを期待していたので少し物足りなさを感じた。