霊の存在が序盤は一応
夢現の境界線上にぼやかされているのに、
霊媒師とかは作品内で何の疑問も無く登場したり、映画内のリアリティの階層が狂ってる。作り手側の世界観がそういう感じなんだろうけど、やっぱりちょっと面食らう。 除霊シーンとかギャグにしか見えない。孤独を恐怖のテイストで描こうという意図は分かるし、ムードはあるが、キャラ設定や物語運びが雑すぎて、やっぱり頭のおかしい世界観ばかり印象に残る。そういう意味では味のある珍作かも知れんが。あっちゃんはちゃんと恐怖映画の顔で全篇通していて、そこは良かった。