2019-01-01から1年間の記事一覧
貧富差が拡大し不穏な雰囲気のゴッサムシティ。アーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は精神疾患を抱えつつ道化師として薄給を得ていた。世間の冷たさを感じながらも同居する母親ペニー(フランセス・コンロイ)の介護をしながら憧れのコメディアン…
ひょっとしたら今でも沢山描かれているのかも知れないけど久々に王道の少年漫画を読んでいる感覚があって、しかもマインドが『スタートレック』なので凄く楽しかった。キャラクターも魅力的だし絵も綺麗。アニメ版はかなり忠実に映像化してたんだな、という…
劇場版5作目。ポケモンマスターを目指して旅を続けるサトシ(松本梨香)とピカチュウ(大谷育江)、カスミ(飯塚雅弓)、タケシ(上田祐司)は水の都アルトマーレにやって来た。そこでサトシはザンナー(神田うの)とリオン(釈由美子)の怪盗姉妹に襲われて…
フランクリン教授(チャーリー・オコンネル)と妻のアン(カーメン・エレクトラ)はケイト(ブルック・ホーガン)ら生徒10数人とともにクルーザーで太平洋へ課外授業に出かけるが、サメの死骸にぶつかり船が破損して航行不能になってしまう。船を修理する間…
ゴジラとムートーの戦いから5年後。秘密機関「モナーク」のエマ・ラッセル博士(ヴェラ・ファーミガ)は孵化したモスラの幼虫との交信に成功するが、アラン・ジョナ(チャールズ・ダンス)率いる環境テロリストの一味に襲撃される。エマは娘のマディソン(ミ…
里親のもとを転々としてきた少年ビリー(アッシャー・エンジェル)はある日、謎の魔術師(ジャイモン・フンスー)からスーパーパワーを与えられ、筋骨隆々で稲妻を操る超人シャザム(ザッカリー・リーヴァイ)に変身出来るようになる。ビリーは里子仲間でヒ…
テレビ番組のレポーター葉子(前田敦子)はカメラマンの岩尾(加瀬亮)、ディレクターの吉岡(染谷将太)、AD佐々木(柄本時生)とともにウズベキスタンを訪れ、通訳兼コーディネーターのテムル(アディズ・ラジャボフ)とともに番組収録の為のロケを開始す…
なんか話題に乗って読んだみたいでヤなんだけど、たまたま少し前に『バレエメカニック』読んで面白かったから別のSFも読んでみようと思ったところにハヤカワから文庫が出るとなったら読むでしょう!(つーか、むしろ文庫出版に関わる諸々は作品を汚すから忘…
建築家に憧れる技師にして連続殺人鬼のジャック(マット・ディロン)はヴァージ(ブルーノ・ガンツ)という謎の男に自身の殺人遍歴について語り始める。 監督・脚本:ラース・フォン・トリアー、原案:イェンレ・ハロン、ラース・フォン・トリアー、製作:ル…
前作は青春小説として面白く読んだけど、今作ではコンクールでの演奏シーンの盛り上がりから結果発表までの緊張感が凄くて音楽小説としての醍醐味も味わえた。またもや楽しかったなー。
遂に原作に手を出してしまった…。アニメ版はじっとりとした人間関係の軋轢をキラキラした作画で浄化した具合がちょうど良くて、そこらへんが原作小説ではどうなっているんだろうと思っていたけど、キャラクター主体の物語でありつつ個人に焦点を絞り込まない…
牧師トラー(イーサン・ホーク)は息子を戦争で亡くした心の傷を抱えたままニューヨーク州北部の小教会ファースト・リフォームドで務めを果たしていたが、ある日のミサの後、信徒のメアリー(アマンダ・セイフライド)に夫マイケル(フィリップ・エッティン…
家族を顧みず、デイリリー栽培の名人として仕事一筋で生きてきたアール(クリント・イーストウッド)は時代の流れで菜園を失い、元妻のメアリー(ダイアン・ウィースト)や娘のアイリス(アリソン・イーストウッド)とも疎遠で孤独な90歳の老人になっていた…
1970年代半ばのアメリカ・コロラド州コロラド・スプリングス。街で初めての黒人刑事となったロン(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は潜入捜査官として活躍。その中でブラックパンサー党の幹部でもあるパトリス(ローラ・ハリアー)と親密になり、人種問題…
ほぼ同時にリリースされたカヴァーアルバムがヒット曲をストレートなWeezer節で演奏するシンプルなスタイルだからこそ「らしさ」溢れる良盤だっただけに、リヴァースの何でも取り込めてしまう器用さが行き渡り過ぎて本来の魅力が薄まった本作は個人的にはち…
佇まいからしてとにかくカッコ良くて、醸し出すムードにぴったりのダークだけど親しみ易い音とパフォーマンスに痺れた。 Billie Eilish - bad guy - YouTube 発売日 2019/3/29 収録楽曲 01 !!!!!!! 02 bad guy 03 xanny 04 you should see me in a crown 05 …
冒頭から『3104丁目のダンスホールレゲエ』などというリリックが出てきてひっくり返るが、そのまま最後まで濃い言葉が並ぶ。トラックも闇鍋のように色んな要素がぶち込んであって飽きさせない。そしてそれらによって独自の世界が広がっているのがとにかく面…
メジャーアーティストからの楽曲提供とプロデュースによる新体制でのアルバムで、曲調や全体のムードはこれまでの流れを継承しているけど、北川勝利中心でやってきたポップかつマニアックな路線と比べるとJ-POP寄りの作り。もちろん花澤さんの声が乗っていれ…
サイケデリックとポップが丁度良く融合した洗練された作りは前作同様。もちろん良いんだけど、あらゆる点が過剰で歪で最高だったDeerhunterはもう聴けないんだろうな。もちろん『What Happens to People』とかDeerhunterならではの心地よい曲は健在で、それ…
歌声、行き届きながらも大仰過ぎないアレンジの丁度良さ、グッドメロディ、それらが揃った理想的なロック(?)アルバムで気持ちいい。ブックレットの歌詞を頑張って読んだ限りでは歌詞も良さそうで、全体的に趣味がいい感じの名盤でした。 Lucy Dacus - "Ad…
BTSのユンギが作編曲で参加(4曲目)というだけで買ってしまった。聴いたことある楽曲で勝手に抱いてた勢いのある曲のイメージは皆無で、どの曲も都会的で洗練されたムード。その中にユンギ曲もカチッとハマってました。 EPIK HIGH (에픽하이) - 술이 달다 …
2人のメロディメイカーとしての才能と、互いの親密さと違いというような関係性が浮かんでくるような楽曲とブックレットで、企画モノとしても単体作品としても楽しめた。 [MV] 이랑 イ・ラン 시바타사토코 柴田聡子 - Run Away - YouTube 発売日 2019/2/7 収…
確実に現実社会に存在してそうな図々しく不気味でイヤな人物の造形と描写がデビュー作からして既に確立していて面白い。それが物語になっていて楽しませてくれる近作の完成された面白さというよりは、イメージそのままを楽しむ純文学っぽい感じもありつつ、…
恋が成就したら終わりなラブコメの宿命を負って終盤はわりと同じ周回軌道を回っていくのかな、というムードが漂い出したところで非現実キャラたちがページを埋め尽くすこの作品ならではの盛り上がりとキャラが文字通り疾走していく熱量で大団円に突入、終わ…
文明の激突というだけでもデカい物語なのに、それがそれぞれ異なる時間の流れ同士の文明だというとんでもない大風呂敷の展開をケレンとハッタリでわりと一本道なエンタメとして押し通す力技が爽快で素直に楽しかった。作中の文明の衝突は全体主義国家vs洗練…
表題作をはじめとして、SFプラス恋愛青春モノ(ただし恋愛対象の女性は美少女に限る)という日本で受けそうな要素の短編が多く収録されていて、その要素が濃い作品ほど甘酸っぱくて面白く読めたのだけど、日本のアニメにありがちな女性の神聖化というかロリ…
ヴィジョンアカデミーの生徒マイルス・モラレス(シャメイク・ムーア)はひょんなことからスパイダーマンの能力を獲得し、死んでしまったヒーローの後釜を担うことに。そして闇社会を牛耳るキングピン(リーヴ・シュレイバー)によって時空が歪められたこと…
2014年10月に開催されたマディソン・スクエア・ガーデン公演に至るまでのバンド『X JAPAN』の軌跡をメンバーらのインタビュー中心に追ったドキュメンタリー作品。監督:スティーブン・キジャク。 X JAPANというよりYOSHIKIのドキュメンタリーみたいな印象。…
B級作品への愛ある(ようで辛辣さも含んだ)着眼点がどれも凄いし、映子さんがキュート。で、今巻のハイライトは『ママレードボーイ』の回だなー。多分というか絶対映画本編より面白いやろ、という。楽しい。
周囲に悪意を持った人物も置かず、2人の関係性と感情の機微だけを軸に物語を停滞することなく引っ張り続けるストーリーテリングの妙は(もちろんそれに見合った作画も含めて)もはや百合とか関係無く恋愛物としてズバ抜けているんじゃないでしょうか。うー、…